『ジュラシック・ワールド3』クルーがコロナ感染で撮影中断報道…ユニバーサルは否定
イギリスで撮影が再開された人気シリーズ第3弾『ジュラシック・ワールド:ドミニオン(原題)/ Jurassic World: Dominion』のクルー数人が新型コロナウイルスに感染し、撮影が再度中断されたと The Sun が独占で報じた。これに対して、米ユニバーサルは「撮影中断という報道は事実ではありません」と Comic Book に宛てた声明で否定している。
新型コロナの影響で、3月半ばに撮影を中断していた同作は、イギリスのパインウッド・スタジオで7月6日より撮影を再開。The Sun は、撮影再開初日に製作クルー数名から新型コロナの陽性反応が確認され、撮影が再度中断されたと報道。同サイトの情報筋は「みんなが撮影再開を喜んでいましたが、今回の出来事は大きな痛手です。誰もこれ以上の延期は望んでいません」と伝えている。
米ユニバーサルは現地時間9日、この報道に対して「『ジュラシック・ワールド:ドミニオン(原題)』が撮影中断という報道は事実ではありません」と Comic Book 宛に声明を発表。「撮影は明日、5日目を迎える予定です。クルーたちは、再び現場に戻れることに嬉しさを感じています」と予定通り撮影が実施されると明言している。
本作では、新シリーズ1作目を手掛けたコリン・トレヴォロウが監督に復帰。主演のクリス・プラットやヒロインのブライス・ダラス・ハワードに加えて、『ジュラシック・パーク』シリーズからサム・ニール(グラント博士役)、ローラ・ダーン(エリー役)、ジェフ・ゴールドブラム(マルコム博士役)が出演する。2021年6月11日全米公開予定。(編集部・倉本拓弥)