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スパイダーマン宿敵の映画にも!ソニーのマーベル新作、注目監督が続々参加へ

今週のマーベル

注目監督を続々起用へ!
注目監督を続々起用へ! - Columbia Pictures / Photofest / ゲッティ イメージズ

 米ソニー・ピクチャーズが企画開発中のマーベル新作映画に関する情報など、今週(8月17日~21日)起きたマーベルに関する出来事を振り返ります。(編集部・倉本拓弥)

『スパイダーマン』宿敵描く新作映画、監督候補が判明

『スパイダーマン』
東映版の参戦も待ってます! - Sony Pictures Releasing / Photofest / ゲッティ イメージズ

 米ソニー製作で「スパイダーマン」原作コミックに登場する宿敵クレイヴン・ザ・ハンターを描く新作の監督として、Netflix映画『トリプル・フロンティア』などのJ・C・チャンダー監督が契約交渉に入ったと、Deadlineが報じました。クレイヴン・ザ・ハンター/セルゲイ・クラヴィノフは、スパイダーマンを狩ることに執念を燃やすハンターで、秘薬で強化された身体能力と五感を駆使して戦う人気の悪役。映画化は、2018年ごろから報じられており、脚本はリチャード・ウェンク(『イコライザー』シリーズ)とアート・マーカムマット・ハロウェイ(『アイアンマン』)が執筆しています。現時点で、全米公開時期は未定です。

オリヴィア・ワイルド、ソニーの新マーベル映画を監督

オリヴィア・ワイルド
オリヴィア・ワイルド監督 - Charley Gallay / Getty Images for Veuve Clicquot

 長編監督デビュー作『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』の日本公開も始まった女優・映画監督のオリヴィア・ワイルドが、米ソニーが企画開発を進めるマーベル新作映画の監督に就任したと、Deadlineが報じました。オリヴィアが手掛けるのは女性キャラクターが主人公の作品で、情報筋は1977年刊行のコミック「マーベル・スポットライト」32号で初登場したスパイダーウーマンが有力であると伝えています。『ブックスマート』でタッグを組んだ脚本家ケイティ・シルバーマンと共に、オリヴィアはどんなマーベル映画を世に放つのか、続報に期待です。

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独自のユニバース化へ!ソニー製作のマーベル新作映画

『スパイダーマン』
マーベル・スタジオに続け! - Sony Pictures Releasing / Photofest / ゲッティ イメージズ

 米ソニーは現在、『スパイダーマン』シリーズのキャラクターを映画化する企画を多数抱えています。トム・ホランド主演の『スパイダーマン』シリーズ第3弾は2021年12月17日全米公開で、この冬にも撮影が始まる予定。スピンオフでは、ジャレッド・レトー主演の『モービウス』が2021年3月19日、トム・ハーディー主演の『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(原題) / Venom: Let There Be Carnage』が2021年6月25日に全米公開を控えています。

 また、「スパイダーマン」原作コミックに登場する盲目の老女マダム・ウェブを描く映画も企画中で、ドラマ「Marvel ジェシカ・ジョーンズ」などのS・J・クラークソン監督が手掛ける可能性が高いと報じられています。他にも女性ヒーロー・ジャックポット、シルバー・セーブル&ブラック・キャットといったキャラクターの企画も存在しており、ソニー独自のユニバース形成が本格化していくことになります。

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