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ハリウッド実写版「ガンダム」、キングコング監督がメガホン!Netflixで配信

日本作品への愛も深いジョーダン・ヴォート=ロバーツ監督
日本作品への愛も深いジョーダン・ヴォート=ロバーツ監督 - UTA

 現地時間12日、ストリーミング配信大手Netflixは、サンライズの人気アニメーション「機動戦士ガンダム」の実写映画版を同社向けに製作すると発表した。監督は『キングコング:髑髏島の巨神』のジョーダン・ヴォート=ロバーツが務める。

アニメ最新作『閃光のハサウェイ』に登場するΞ(クスィー)ガンダム

 レジェンダリー・ピクチャーズとNetflixが企画する実写版では、脚本を海外ドラマ「アンダー・ザ・ドーム」「マーベル ランナウェイズ」などを手掛けたブライアン・K・ヴォーンが担当し、製作総指揮も兼任。『名探偵ピカチュウ』などを製作したレジェンダリーのケイル・ボイターが、サンライズと共にプロジェクトを管理する。また、中国ではレジェンダリーが劇場公開を予定しているという。
 
 1979年よりテレビ放送された「機動戦士ガンダム」は、富野由悠季(当時:喜幸)が総監督を務めたSFアニメ。人類が増えすぎた人口を宇宙に移住させるようになり、半世紀が経過した宇宙世紀0079年。ジオン公国を名乗るスペースコロニー・サイド3と地球連邦政府の戦争が膠着状態に陥るなか、戦火に巻き込まれたサイド7の少年アムロ・レイが、連邦軍の新型モビルスーツ・ガンダムに乗り込み、戦いを経てニュータイプとして覚醒していく姿を描く。実写版のストーリーや舞台設定は明らかになっていない。

 独立系映画『キングス・オブ・サマー』(2013)で長編映画デビューしたロバーツ監督は、レジェンダリーと組んだ『キングコング』がアメリカ国内で興行収入1億6,800万ドル(176億4,000万円)、世界で興収5億6,670万ドル(595億350万円)を稼ぎ出すヒットを記録。日本のゲームや漫画への造詣も深く、今回の発表について、自身のTwitterで現地報道を引用しながら「この興奮はツイートじゃ表し切れないよ!」とつづっている。またロバーツ監督は『スター・ウォーズ』シリーズのオスカー・アイザックが主演を務めると報じられている、大ヒットゲーム「メタルギア ソリッド」の映画化作品でもメガホンを取る。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル105円計算)(細木信宏/Nobuhiro Hosoki、編集部・入倉功一)

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