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山崎賢人の優しさが役に反映された!三木孝浩監督が称賛

かっこいい!山崎賢人
かっこいい!山崎賢人

 俳優の山崎賢人が5日、都内で行われた映画『夏への扉 -キミのいる未来へ-』公開記念舞台あいさつに来場。三木孝浩監督から「主人公の優しさは賢人くんの素に近い」と称賛されるひと幕があった。

【写真】笑顔もステキ!山崎賢人

 ロバート・A・ハインラインの小説を舞台を日本に移して実写映画化した本作は、罠にはめられて冷凍睡眠させられてしまい、30年後の2025年に目を覚ました科学者の高倉宗一郎(山崎)が、時を超え大切な人を救おうとする姿を描く。

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 撮影を振り返った山崎は、「もともとSFの作品が好きで。古典ともいえる『夏への扉』を映画化するのはすごくワクワクしたし、三木さんと組むのもデビュー作以来。近未来的なセットも、衣装も楽しかったですし、レトロな雰囲気を楽しんだんですが、そんななかで描かれているのは人間の愛だったり、生きる力なんです」と述懐。

 なかでも、山崎はヒロイン・璃子役の清原果耶が冒頭のシーンで見せる表情が印象的だったそう。三木監督も「年下だけど、しっかりものの果耶ちゃんと、賢人くんが仕切られている感じというか。関係性がまんまじゃんと思いましたね」と振り返り、山崎も「そのまま出てますね」とその意見に同意していた。

 さらに本作の主人公・宗一郎というキャラクターについて、「主人公の持つ素直さ、まっすぐさは賢人くんの地から出てきている優しさだなと思ったんです」と指摘した三木監督は、「苦境に立たされてもものごとをあきらめずに自分が信じる道を突き進む、というキャラクター造形は、(山崎の)もともとの性格である地の部分が生かされているんじゃないかと。そこを褒めてくれる人がいた」とコメント。

 そしてその言葉を聞いて、劇中のワンシーンを思い浮かべたという三木監督が「観た方はお分かりだと思うんですが、宗一郎がとある少年に話しかけるシーンがあって。自分がどれだけ大変な状況下にあっても、人に対して、他者を思いやれるメッセージを発せられる宗一郎の優しさというのは、けっこう賢人くんの素に近い雰囲気がして。僕はあそこはすごいすてき(なシーン)だなと思いましたね」と語ると、山崎は「宗一郎を演じたのは僕なので、僕のいいところも悪いところもあっての宗一郎だと思います。そう言っていただけるのはうれしいですね」と返した。

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 また、この日は本作のタイトルにちなみ「夏に始めたいこと」というテーマのトークも展開。山崎は「この期間にキャンプがしたいです」と答え、「すぐにでも行った方がいいよ!」と後押しした三木監督が、キャンプ場で何をやりたいのかと質問すると、「たき火を見ながら無になって。お酒でも飲みながら、リラックスして、ボーッとする時間っていいじゃないですか。何もしないをしにいくのがいいなと思います」と希望を明かしていた。(取材・文:壬生智裕)

映画『夏への扉 -キミのいる未来へ-』は公開中

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