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『サマーウォーズ』から12年…ヒロイン声優・桜庭ななみの活躍っぷり

桜庭ななみ(2018年5月に撮影)
桜庭ななみ(2018年5月に撮影)

 アニメーション映画『サマーウォーズ』が、今夜16日よる9時から「金曜ロードショー」(日本テレビ系)で放送される。2009年の公開から今年で12年、ヒロイン・夏希の声優を務めた桜庭ななみのこれまでの活躍に迫る。

12年前の桜庭ななみ、浴衣姿が可愛い!【写真】

 本作は、新作『竜とそばかすの姫』が公開されたばかりの細田守監督が手掛けた作品。人々が生活の多くをインターネット上の仮想世界「OZ」で行う世界を舞台に、天才的な数学力を持ちながらも内気な性格の高校生・健二(声:神木隆之介)が、憧れの先輩・夏希と彼女の家族たちと共に世界崩壊の危機に立ち向かうことになる。

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 夏希役の桜庭は、1992年10月生まれ、鹿児島出身の現在28歳。2008年にデビューし、同年に「ミスマガジン2008」グランプリを獲得した。翌年には『サマーウォーズ』の声優や、ソフトバンクのテレビCM出演で一躍注目を浴び、2010年にはサントリーの清涼飲料水「なっちゃん」の6代目イメージキャラクターを担った。

 時代劇『最後の忠臣蔵』(2010)では大石内蔵助の隠し子を演じ、「第53回ブルーリボン賞」新人賞(『書道ガールズ!!-わたしたちの甲子園-』含む)、第35回「日本アカデミー賞」新人俳優賞を受賞。若手女優の登竜門としても知られる『人狼ゲーム』シリーズでは、劇場版シリーズ第1作『人狼ゲーム』(2013)の主演を務めた。

 ほかにも、人気漫画を実写映画化した『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』(2015)のサシャ役、大河ドラマ「西郷どん」(2018)の西郷隆盛の妹・琴役、連続テレビ小説「スカーレット」(2019~2020)のヒロインの妹・直子役などで知られ、今年1月期に放送されたドラマ10「ドリームチーム」に出演したことも記憶に新しい。

 また、桜庭は、台湾や韓国に留学した経験があり、中国語と韓国語が堪能。2016年には台湾のドラマ「戀愛沙塵暴」で全編中国語での演技に挑み、ジョン・ウー監督が手掛けた2018年日本公開の香港・中国合作映画『マンハント』に出演。鄭義信監督作『焼肉ドラゴン』(2018)で流ちょうな韓国語も披露している。なお、所属事務所公式サイトのプロフィールの特技欄には、中国語(中級レベル以上)、韓国語(日常会話問題なし)と記載されている。(編集部・梅山富美子)

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