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しんのすけ命名の瞬間!クレしん映画『もののけニンジャ珍風伝』本編冒頭映像が公開

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 大ヒット上映中の映画『映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝』から、しんのすけの命名の瞬間を捉えた本編冒頭映像が公開された。

【動画】クレしん『もののけニンジャ珍風伝』本編冒頭映像

 臼井儀人のコミックを原作にしたシリーズの劇場版30作目にあたる本作は、しんのすけの出生の真実に迫る物語。実は忍者の子孫だというしんのすけが、地球の存亡を懸けた闘いに巻き込まれるさまを描き出す。

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 公開された本編冒頭映像は、みさえの出産に立ち会うため、ひろしが雨の中、傘もささずに病院に向かって走る場面から始まる。わが子との対面を果たして涙ぐむひろしは、赤ちゃんの名前の候補が複数書かれたメモを取り出すが、雨で濡れてしまったメモはほとんど読むことができない状態。読める文字だけをつなげて「しんのすけ」と命名されるという、原作にも描かれている「クレヨンしんちゃん」きっての名場面が映し出される。

 さらに、映像にはそれから5年後のシーンも登場。危機に見舞われた忍者一族・屁祖隠一家の屁祖隠ちよめが野原家を訪れ、ひろしとみさえに向かって連れてきた珍蔵を「あなたの子どもです」と伝えるという衝撃のシーンが切り取られている。なお、この本編冒頭映像は東宝公式YouTubeチャンネルにて5月31日までの期間限定の公開となっている。

クレヨンしんちゃん
原作にもある命名エピソード

 映像にもあるしんのすけ命名の瞬間を描いたエピソードは、原作16巻に掲載されているものだが、5月2日発売の「月刊まんがタウン」6月号にも全編再録されることが決定。当時の編集担当である双葉社の増尾さんは「橋本(昌和)監督のご提案で、しんのすけが生まれて名前を決めた話が、今回記念すべき30作目で使われて非常に感慨深いです。当時この原作は、臼井儀人先生がひまわり誕生前に描いたもので、これからお兄ちゃんになるしんのすけの子どもならではの疑問を表現したものです。キャラを立てる上で、そのキャラの過去を描くというのはとても大切だと臼井先生も理解していて見事に印象深く4pにまとめていただきました」と振り返っている。(編集部・吉田唯)

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