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MCUを目指すワーナー、DC版ケヴィン・ファイギを見つけたか

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スタジオのエグゼクティブから映画プロデューサーとなったダン・リン
スタジオのエグゼクティブから映画プロデューサーとなったダン・リン - Unique Nicole / WireImage / Getty Images

 ワーナー・ブラザース・ディスカバリーが、DC版ケヴィン・ファイギとなる人物を見つけたかもしれない。映画プロデューサーで、ワーナーの元エグゼクティブでもあるダン・リンと交渉中だとDeadlineなどが報じた。

【画像】美しかった…お蔵入りとなったDC映画『バットガール』ビジュアル

 今年4月にワーナーメディアとディスカバリーが統合して新たにワーナー・ブラザース・ディスカバリーが誕生し、デイビッド・ザスラフが同社のCEOに就任。コストカッターとして知られるザスラフは以降、製作費9,000万ドル(約122億円・1ドル135円計算)をかけたDC映画『バットガール(原題) / Batgirl』をお蔵入りさせるなど辣腕を振るい、今月初めには、ディズニーの下で成功したマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)を目指して、「われわれはリセットした。われわれが今後注力するビジネスを再編し、DCのみに特化した10年計画のためのチームを編成する」と発表していた。

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 MCUをコントロールしてきたのはマーベル・スタジオの社長ケヴィン・ファイギであり、ザスラフはワーナー/DCにおける“ケヴィン・ファイギ探し”に取り組むことに。そして現在、その最有力候補となっているのが、『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』『LEGO(R)ムービー』『シャーロック・ホームズ』といったフランチャイズから実写版『アラジン』までを成功させてきたリンだ。正式なオファーはまだ出されていないようだが、就任が決まれば、リンはザスラフ直属の、DC映画及びテレビシリーズの責任者となるという。

 ザスラフはすでに、MCU成功の立役者の一人であるウォルト・ディズニー・スタジオの元会長アラン・ホーンをアドバイザーとしてワーナーに招聘している。ホーンはリンのメンターでもあり、その点でもあり得そうな人選といえる。(編集部・市川遥)

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