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『さかなのこ』昭和のテレビドラマ風、特別映像が公開

『さかなのこ』特別映像のオープニング
『さかなのこ』特別映像のオープニング - (C) 2022「さかなのこ」製作委員会

 さかなクンの半生をのん主演で映画化する『さかなのこ』(9月1日公開)から、昭和のテレビドラマや映画を思わせる手法、テイストでキャラクターやエピソードなどを映した特別映像が公開された。

【動画】昭和ドラマのパロディ!?『さかなのこ』特別映像

 本作は、さかなクン初の自叙伝「さかなクンの一魚一会 ~まいにち夢中な人生!~」を、『横道世之介』『子供はわかってあげない』などの沖田修一監督が共同脚本を務め、フィクションを交えて映画化。子供の頃からお魚が大好きだったミー坊(のん)が、たくさんの出会いを経て歩むべき道を模索していくさまを追う。共演に、柳楽優弥夏帆磯村勇斗岡山天音三宅弘城井川遥が名を連ね、原作者のさかなクンも謎の人物“ギョギョおじさん”役で映画初出演を果たす。

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 本映像は、作品の主な時代背景が昭和のため、あえて昭和のドラマや映画を思わせる趣向で制作されたもの。丘の向こうから大きな魚を手に現れたミー坊に「あれは人じゃない! さかなのこだよ!」と老女が驚くオープニングから、心優しい“狂犬”・ヒヨ(柳楽優弥)、幼なじみのシングルマザー・モモコ(夏帆)、ツッパリ頭・総長(磯村勇斗)ら登場人物の紹介に移り、ミー坊とカブトガニの出会い、ツッパリたちの対決など映画の肝となるエピソードも。ナレーションも「笑顔も、涙も、きらきら光る宝物のような感動作がついに誕生……」と、いかにも一昔前の雰囲気だ。

 極太筆字の題字、ストップモーションと共にカメラが俳優に寄り俳優名と役柄が紹介されたのち、2分割の画面で一番いい顔を映し出す。往年の日本映画やドラマに見られた伝統的手法が満載で、ラストまで遊び心あふれる映像となっている。実際に16mmフィルムで撮影された映画の魅力を伝えるべく強調された、ザラッとしたアナログ感もポイント。(編集部・石井百合子)

昭和ドラマのパロディ!?『さかなのこ』特別映像 » 動画の詳細
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