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「ハコヅメ」コンビが激変…『母性』戸田恵梨香&永野芽郁キャスティングの理由

映画『母性』より娘を愛せない母ルミ子を演じる戸田恵梨香
映画『母性』より娘を愛せない母ルミ子を演じる戸田恵梨香 - (C)2022 映画「母性」製作委員会

 『告白』『贖罪』などの人気作家・湊かなえの小説を戸田恵梨香永野芽郁の共演により実写映画化する『母性』(11月23日公開)。2021年放送のドラマ「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」で先輩・後輩役として息の合った掛け合いを見せた二人が、今度は母娘役として笑顔を封印した迫真の演技を披露する。そんな二人のキャスティングの理由をプロデューサー陣が明かした。

【画像】全然違う!「ハコヅメ」の戸田&永野

 累計発行部数120万部を突破した湊の同名小説に基づく本作は、女子高生が自ら命を絶った未解決事件を、母・ルミ子(戸田)と娘・清佳(永野)それぞれの視点で映し出す物語。母娘の証言は次第に食い違い、やがて事件は180度様変わりしていく。脚本を『ナラタージュ』(2017)、『窮鼠はチーズの夢を見る』(2019)などの堀泉杏、監督を『あちらにいる鬼』『月の満ち欠け』など新作の公開が相次ぐ廣木隆一が務める。

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母に愛されたい娘・清佳を演じる永野芽郁

 「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」と180度異なるイメージの役柄を演じる戸田と永野。プロデューサー陣いわく重要だったのは「母と娘の“二つの視点”を繊細かつ大胆に魅せられること」、そして「エンターテインメントとしてのスケールも感じさせること」。娘を愛せない母・ルミ子役の戸田については、「今までに何かに狂わされていく市井の女性役を演じているイメージがない役者であり、そのうえで何をおいても“芝居力”を発揮できること」、母に愛されたい娘・清佳役の永野は「凛とした強さの中に儚さを持ち合わせ、高校生から大人の女性までを見せられる俳優」としてキャスティングされた。

 併せて、戸田&永野の「ハコヅメ」コンビとのギャップを感じさせる新たな場面写真も公開された。(編集部・石井百合子)

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