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映画コナン参加の沢村一樹、豪華声優陣に囲まれ緊張「マイクもヌルヌル」

沢村一樹
沢村一樹

 俳優の沢村一樹が4日、都内で行われた映画『名探偵コナン 黒鉄の魚影(くろがねのサブマリン)』(4月14日公開)の完成披露試写会に出席し、豪華声優陣と並んでの舞台あいさつに「間近で声を聞くと緊張してしまって。マイクも(手の汗で)ヌルヌルで……」と思いを告白した。壇上にはボイスキャストの高山みなみ山崎和佳奈小山力也林原めぐみ堀之紀立木文彦小山茉美古谷徹池田秀一、江戸川コナン(着ぐるみ)も登壇した。

【写真】豪華声優陣が集結!『名探偵コナン 黒鉄の魚影』完成披露試写会

 本作は、青山剛昌の人気漫画を原作にしたアニメの劇場版シリーズ第26弾。東京・八丈島近海に世界各国のエンジニアがとある計画のため集まるなか、江戸川コナンたちに黒ずくめの組織が忍び寄る。ゲスト声優として参加した沢村は、世界中の警察が持つ防犯カメラを繋ぐための海洋施設“パシフィック・ブイ”で、世界各国から集結した曲者エンジニアたちを束ねる局長の牧野洋輔役を務めている。

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 完成披露となったこの日、登壇した声優陣がそれぞれキャラクターの声であいさつするなか、沢村は「こうして皆さんと並んで、間近で声を聞くと緊張してしまって。マイクも(手の汗で)ヌルヌルで……。緊張の中で犯人を言ってしまいそう」とユーモアたっぷりのコメント。

 沢村は作品についても「僕は一足先に見させてもらいましたけど、本当にハラハラドキドキ、キュンキュンして3回くらい泣きそうになりました」と大絶賛。「帰るときには気分が上がって最高の気持ちで帰れると思います。こんな素晴らしい作品に携われて本当に嬉しい気持ちです」と客席に呼びかける。

 沢村自身、アニメのアフレコは2回目の経験だったというが、前回は13年前(ゲームソフト「龍が如く4 伝説を継ぐもの」以来)。久しぶりのアフレコ作業で収録中は緊張したとのこと。「僕はアフレコの時は一人だったんです。みなさんの声がもうすでに、ほとんど入っている状態でしたけど、このチームワークの中でなくてよかったなって思います」と苦笑いで回顧。「アフレコは本当に難しいなって思います。ここいる人たちの声を実際に現場で聞いたら緊張して仕事にならなかったと思います。聞いたことのある声ばかりで」とプレッシャーがあったとのこと。

 これに対して高山は「緊張されていましたが、緊張感や焦りの中にいる役柄なので、すごくぴったりだと思いました。ご自身のテンションとキャラクターのテンションがリンクしていたと思います」と高山をねぎらい、「その世界の人に溶け込んでいて本当に素敵でした」と声をかけると、沢村もホッとした表情。「ありがとうございます」と嬉しそうに共演者に感謝の気持ちを述べていた。(取材・文:名鹿祥史)

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