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映画『スラムダンク』宮城役・仲村宗悟、サイン色紙山積みで反響実感 湘北メンバー5名がイベント集結

三宅健太(赤木剛憲)、神尾晋一郎(流川楓)、仲村宗悟(宮城リョータ)、笠間淳(三井寿)、木村昴(桜木花道)
三宅健太(赤木剛憲)、神尾晋一郎(流川楓)、仲村宗悟(宮城リョータ)、笠間淳(三井寿)、木村昴(桜木花道)

 7日、昨年12月の公開からロングランヒット中の映画『THE FIRST SLAM DUNK』の声優トークイベント上映会「COURT SIDE in THEATER」がユナイテッド・シネマ豊洲で行われ、仲村宗悟(宮城リョータ)、笠間淳(三井寿)、神尾晋一郎(流川楓)、木村昴(桜木花道)、三宅健太(赤木剛憲)ら主要声優陣が、公開156日目にして、初めて観客の前で一堂に会した。

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 1990年から1996年にかけて「週刊少年ジャンプ」で連載された人気バスケ漫画を、原作者・井上雄彦の監督・脚本で映像化した本作。ポイントガード・宮城リョータの物語を軸に、湘北高校バスケ部と絶対王者・山王工業高校の攻防を描く。昨年12月3日に劇場公開され、今年5月6日までに動員966万人、興収138億8,800万円と現在も記録を伸ばし続けている。

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 全国334スクリーンでライブビューイングを実施したこの日のイベント。ステージに立った仲村は「反響が本当にすごくて。僕は年末年始に沖縄に帰らせていただいたんですが、その時に(親戚から頼まれた)サイン用紙が山積みになるくらいで。『SLAM DUNK』のすごさを感じましたね」としみじみ。

 またこの日は、登壇者たちがSNSや会場のファンから寄せられた質問に答える場面もあり、「本作をやってみて印象的だったことは?」という質問に、笠間が「キャストの皆さんもそうだと思いますけど、一番最初の印象的なことといえば、やはり井上先生に会ったことですよね。昔から井上監督の作品はすべて大好きで、もちろん『SLAM DUNK』も大好きだったんですけど、あの作品を生み出した方が目の前にいて、優しくフランクに接してくれるなんて」と語ると、全員が深くうなずく。

 登壇者一同、バスケ部顧問・安西先生の名ゼリフ「あきらめたらそこで試合終了ですよ」をはじめ、“SLAM DUNK イズム”に多大なる影響を受けたといい、仲村は「どんなにキツくても、心臓バクバクでも平気なふりをする。僕らの仕事でも、やっぱり緊張する仕事ってありますからね。でも『ダメなんです』という感じで舞台にあがれないし、マイクの前にも立てない。だからリョータには本当に共感できる」と明かすと、「リョータとは身長も一緒。だから頑張っている姿を見ると、鼓舞されるんです。僕も本を読んで、自分の指針になる言葉というか、影響を受けましたね」と語った。

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「宮城リョータを演じられて本当に幸せ者」仲村宗悟

 そしてあらためて「ライブビューイングなど全国で観ていただいていると思うのですが、こんなにもたくさんの人数で気持ちをひとつにしたり、一緒に熱くなれることって人生でもなかなかないことなので本当にうれしく思います」と感激の表情を見せた仲村。

 「僕は宮城リョータを演じられて本当に幸せ者ですし、この映画ももっと長く愛されて、観てもらいたいなと思います」とコメント。さらに「今日やっと舞台あいさつで、湘北メンバー5人と立つことができて本当にうれしかった。もし次回(の舞台あいさつ)があるなら、今度は山王メンバーで」と続けた仲村のコメントに会場は大喝采。「そういう日を夢見て、また映画を観て期待を高めたいと思います」と呼びかける姿に、会場は大いなる盛り上がりを見せた。(取材・文:壬生智裕)

映画『THE FIRST SLAM DUNK』は全国公開中

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