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『パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト』オーランド・ブルーム

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今週のクローズアップ オーランド・ブルーム

 週末に公開される話題の映画の中から、気になる人物をご紹介します。今週は、7月22日から公開の『パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト』で正義感あふれる役を演じているオーランド・ブルームをクローズアップします! 『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズで人気が爆発。スター街道を一直線にひた走るオーリーは、かわいい顔してなかなかやんちゃな素顔の持ち主。心は、けっこうパイレーツな、オーリーのやんちゃぶりを楽しみください!
初舞台はなんと4歳! だけど、おちりがかいーのっ

 小さい頃から、演じることが大好きだったオーリーは、1977年にイギリスのカンタベリーで生まれました。お父さん(のちに、義理のお父さんであることが発覚)は、南アフリカの有名な活動家であるハリー・ブルーム。オーリーの正義感の強さは、南アフリカの市民のために、戦いつづけたお父さんに似たのかもしれませんね。オーリーが、「いまでも、尊敬している」と語る父・ハリーは、オーリーがわずか4歳のときに亡くなります。そのとき以来、オーリーは、2つ年上の姉と母に大切に育てられたそうです。


 そんなオーリーが、初めて舞台に立ったのはなんと4歳のとき。しかも、お猿さん役! 地元の劇場で、たくさんの市民が観劇にやって来ている中、なんだかムズムズしてきたオーリーちゃんは舞台の上で、ついお尻をポリポリ……。ポリポリ……。本気でかゆかったそうですが、お客さんに大爆笑されたオーリーちゃんの頭のなかは真っ白に。そのあとのことは、どうなったか全く覚えていないらしく、大物になった今でも、そのときのことはトラウマになっているのだそう。  


 まさか、セットではお尻かいてないよね? オーリー……。

 
「もう、思い出したくないのっ」
Vera Anderson/WireImage.com/MediaVast Japan
「〇〇しようよっ」の天才、仕切り屋オーリーここに参上!

 『ロード・オブ・ザ・リング』のニュージーランドロケでは、バンジージャンプばっかりしていたというデンジャラスなことが大好きなオーリー。ロケ中、気分転換が必要だと判断したオーリーは、キャストのみんなに「オートバイ買って、みんなでツーリングに行こうぜっ!」と提案したそうですが。「死にたくない」という、半数以上の反対にあってあえなく却下。それでも、めげなかったオーリーは、「じゃあ、みんなでサーフボード買ってサーフィンしようぜっ!」 と再び提案。


 そのアイデアには、みんなノリノリ! キャストの、ドミニク・モナハン、イライジャ・ウッド、ショーン・アスティン、さらにはおっさんのヴィゴ・モーテンセンまで一緒になってボードとウエットスーツを買ったそうです。恐ろしいコトに、その中にサーフィン経験者は一人もおらず。とりあえず、サーフボードを小脇に抱えて、「ウエットスーツ着てるのに、超ひゃっこいっ! 海がひゃっこいっ!」ときゃあきゃあ言いながらサーフィンを満喫(?)していたと語ったオーリー。イライジャたちならともかく、ヴィゴまでその気にさせちゃうなんて、すごすぎですよオーリー。

 
「旅の仲間は、やんちゃ仲間でもあるのだ~」
Kevin Mazur/WireImage.com/MediaVast Japan
やんちゃがすぎて、死にかけました……

 あなたの祖先は海賊ですかっ! と聞きたくなるほど、やんちゃっこのオーリー。そんな彼が、「もうやんちゃはやめなくちゃ……」と、思わず反省した瞬間があったそうな。


 それは、オーリーが21歳のころ。ルーフテラスがついたアパートに住んでいるお友達のおうちに遊びに行ったオーリーは、なぜだかパイレーツな本能がさく裂!


 お友達の部屋の窓から、2メートルほど下にあったテラスにむかって「これ飛べるんじゃね?」と考えちゃったオーリー。なにを思ったか、「いけるべっ」と、3階の窓から大ジャンプ! しようとしたはいいものの、錆びた雨どいの上に乗ったオーリーは、雨どいが崩れてそのまま落下。3階下のテラスに大転落してしまったのでした……。ヘリコプターの救助隊まで登場した大事故で、オーリーは脊髄を損傷。はじめは、もう2度と歩けないとも言われていたそうですが、脊髄が切断されていなかったことと、懸命の治療が功を奏して、オーリーは見事に復活をとげたのでした。もしあのときに、半身不随になってしまっていたら……、考えただけでも恐ろしい事故だったんですね。


 それにしても、スノボーで片足骨折。バイクに乗って、もう片方も骨折……、て、どんだけ向こう見ずやねんっ! いまや、大スターなのだから、無茶はおやめくださいオーリー様!

o「やんちゃなことしましょうよお~」
j「いやっ! やめてっ」
Jim Smeal/WireImage.com/MediaVast Japan
ゴシップも、やんちゃに頑張りますっ

 『ブルークラッシュ』で、人気に火がついた女優のケイト・ボスワースとの、くっついたり、離れたりの恋は、いまやハリウッドじゃとっても有名。「別れた」と、言っても、「またどうせくっつくんでしょ?」と周りからはかなりからかわれているんじゃないでしょうか? いますよね。こういうお騒がせカップル。そんなお騒がせカップルですが、なんと今度は、映画での共演が決定! 昔から、夫婦で共演したり、恋人同士で共演するとヤバイ! というジンクスがあるハリウッド。この2人には、いつまでも離れてもくっつく仲良しカップルでいてもらいたいものですね。


 またまた、恋はケイトで手一杯ではあるものの、ちゃあんと話題を振りまくのもスターのお仕事。昔から、超サッカー好きで知られているオーリーは、母国イングランドを応援するため、映画会社に「イングランド戦は、お休みくだせえ」と、直訴したそうな……。


 普通の人が言ったら、くびになっちゃうようなことをさくっと言っちゃうオーリー。いつまでもその、やんちゃっこ精神を忘れずにね!

「やっぱり、お前が一番やっ!」
Kevin Parry/WireImage.com/MediaVast Japan
文・構成:FLiXムービーサイト編集部

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