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『ロッキー・ザ・ファイナル』特集

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『ロッキー・ザ・ファイナル』4月20日(金)よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほかにて公開
『ロッキー・ザ・ファイナル』ここが、カタルシスポイント! ロッキーの背中に聞け!人生に効く「名言集」! 不屈のスタローン!波乱万丈物語
『ロッキーの背中に聞け! 人生に効く「名言集」!
俳優シルヴェスター・スタローンの最大の当たり役となった『ロッキー』のシリーズの第6弾『ロッキー・ザ・ファイナル』が公開される。第1作目から30年、シリーズの完結編となる本作では、人生最後の試合に賭けるロッキーの熱い名言がたくさん登場する。夢を追うことの素晴らしさ、自分をあきらめないことの尊さを身をもって示そうとするロッキーの勇姿に感動を覚えるとともに、そのセリフに込められた人生訓を読み解いてみよう!
「挑戦しようとする人間を止める権利が誰にあるんだ!」
ボクシング協会にプロボクサーのライセンスを再申請したロッキーが、協会に呼び出されて申請却下の知らせを受けたときに激怒して口から出たセリフがコレ。ボクサーとしての肉体的な限界を超えている自分の問題だけでも大変なうえに、赤の他人にリング復帰の夢を阻止されたらたまらないという思いがロッキーを怒らせたのだ。確かに夢に向かって挑戦する権利は不可侵で神聖なモノ。とくに一度は大成功を収めたロッキーにとって、自己実現に対して横ヤリを入れられるのは何よりも納得がいかない。劇中では結局、協会側もロッキーの熱意に打たれ申請を受理。チャレンジ精神が本物ならば、誰にも止められないことをロッキーは体現してくれたのだ。
「誰にだって胸に秘めた夢ってものがあるだろ。夢を追い求めるその心意気を尊重すべきだ
United Artists / Photofest / MediaVast Japan
なりふり構わず夢を追い求める熱い人間は、とかく周囲から煙たがられ、嘲笑(ちょうしょう)の的になってしまいがち。リング復帰に賭けるロッキーも加齢を理由にボクシング協会からコケにされてしまう。しかし、実行する前からダメと決めつけるほど悲しいこともない。そもそも夢を奪う権利など他人にあるはずはなく、自分をあきらめない人間には敬意を払うべきだ、とロッキーは熱く問う。夢を持っていようが、いまいが、誰もがこのロッキーのセリフに襟を正してしまうと同時に、自分の生きる道や、目標を持って生きている他人への接し方を改めてしまうに違いない。まさに名言だ!
「好きなことに挑戦しないで後悔するより、醜態をさらしても挑戦するほうがいい」
プロのボクサーとしてだけではなく、人生も終盤に差しかかっているロッキー。若い現役ヘビー級チャンピオン、ディクソンとのエキシビジョン・マッチが決定し、そのマスコミ記者会見に出席しているロッキーの胸に去来したセリフは、実際に栄光をその手につかんだ者だけが言える、それでいて、口にするのも勇気がいる魂の叫びといえるだろう。とくにボクシングの場合、自分の夢の実現とはいえ、多くの他人の目にさらされる代物。スピードが落ちて老いた肉体で醜態をさらすのは必至の事態で、それを誰よりも熟知しているのはロッキー自身にほかならない。それでもリング復帰に挑戦しようとするロッキーの並々ならぬ覚悟と情熱。人生一度だけでもここまで熱くなりたいものだ。
「大切なのは、どんなに強く打ちのめされてもこらえて前に進み続けることだ。そうすれば、勝てる」
ボクサー時代に鍛えた屈強な肉体を持っているロッキーならではの精神論だが、いくら肉体的に健康でも、気持ちが先行して負けていれば、何ひとつ成し遂げることができないのはロッキーが一番よく知っている。己の経験値から語っているだけに、その説得力もハンパではない。巨大な父親の存在に押しつぶされそうになっている息子に対して、リングの王者が語りかける言葉は愛とリアリティーにあふれているのだ。自分をあきらめることほど簡単なこともないが、自分の中にいる“敵”をコントロールすることの重要さをロッキーは教えてくれている。人生はどれだけ強いパンチを打てるかではなく、どれだけパンチを受けられるかが重要。ロッキーらしい人生訓だ。
United Artists / Photofest / MediaVast Japan
「人生ほど重いパンチはない
これも父親の影に苦悩する息子へ言い聞かせるロッキーのセリフ。栄光をつかみ、友人、妻の死など人生のビターな部分を経験してきたロッキー。栄光の勝利から30年が過ぎ、ようやく人生を語れるまでに年齢を重ねた男の魂の雄たけびといっても過言ではないだろう。ボクシングとともに人生を歩み、ボクサーとして人生を歩んできた男だけが発することができるセリフであり、人生の険しさや厳しさをこれほど短く表現した言葉も他にないだろう。が、人生は苦しい道であると同時に、それだけではないこともロッキーは説く。苦しみを耐えぬいた先には勝利という希望が待っているということの裏返しのセリフでもある。苦しくてもこのロッキーのコトバをかみ締めて耐え抜きたい。
「他人を指さして自分の弱さをそいつのせいにするな。それは卑怯者のすることだ!」
有名人の父親がいるために何をしても比較されるとグチをこぼすロッキーの息子に対して、父親としてロッキーが言い放つ極めつけの名セリフがコレ。自分の人生の歩き方を決めるのは自分自身であり、それが世間にどう映ろうが気にするなとロッキーは息子を激励する。まして世間の偏見に負けそうになる自分の弱さを棚に上げ、他人のせいにするなど愚の骨頂。それこそ卑怯者だとロッキーは説くのだ。劣等比較を繰り返して、他人のせいにしながら人生を送るのは簡単だが、それでは生きている価値がない。一度きりの自分の人生、その責任を負うのは自分だけなはず。言いたいヤツには言わせておけばいい。そんな強さをロッキーから学びとれる名シーンなのだ!
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