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世界24か国以上で初登場1位を獲得し、世界中を騒がせている映画『ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習』が、ついに日本上陸!! カザフスタン人の突撃テレビレポーター・ボラットにふんしているのは、ゴールデン・グローブ賞主演男優賞を受賞したサシャ・バロン・コーエン。ゲリラ撮影を敢行、一般の人々に数々の無礼な振る舞いをし、訴訟件数は数知れず! そんな本作を2週にわたり特集します! |
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『ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習』で、カザフスタン国営放送局のジャーナリスト、ボラットを演じているのは、イギリスのコメディー俳優であるサシャ・バロン・コーエン。映画の中では、かなり奇人変人な“ボラット”ですが、実際に演じているサシャってどんな人なんでしょう? 表の顔として暴れまわる“ボラット”と、裏の顔としてのサシャ・バロン・コーエンを徹底比較してみましょう!
※本作に出てくるカザフスタンでの出来事や背景は、フィクションです。 |
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カザフスタン人のボラットの出身地は、カザフスタンにある“売春婦と殺人鬼”たちの小さな村(仮定の村です、多分)です。村で一番の伝統行事は“ユダヤ人追い”のお祭り。ユダヤ人の卵が出てくるとお祭はクライマックス! みんなで卵をぶっ叩いてユダヤ人を根絶やしにしちゃうお祭りです! ボラットは、村にある自宅の中で牛を飼っていて、車はエンジンがかからないので、村の馬に引かせます。 |
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サシャの出身は、イギリスのロンドンにあるハマースミスという中心地! 住民は中流階級の人びとが多い地区ですが、文化やファッションの中心地だけあって、ファッショナブルなゲイの男の子など、ヒップな若者もとっても多いです。ハマースミスには、“カーリング・ハマースミス・アポロ”という大きな劇場があり、なんとデヴィッド・ボウイがコンサートを開いたこともある、クールプレイスです。 |
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HBO / Photofest / MediaVast Japan
映画『アリ・G』より。 |
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John Shearer / WireImage.com / MediaVast Japan |
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ボラットには愛すべき大家族のファミリーがいます! ボラットが愛してやまず、家に帰ったときには、舌べろべろのディープキスで愛を確かめあう妹は、カザフスタンでナンバー4の売春婦。それから、弟は知的障害で、檻の中でポルノ映画を観ています。とっても怖い奥さんもいましたが、とある凄惨な悲劇が起こり、今は独り身のボラットです。立派な“ムスコ”を持ったオトコに成長した息子は、いつでもボラットの自慢です。 |
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サシャのお父さんは、ロンドンのピカデリーで紳士服のお店を経営しているオーナー。母親はイスラエル出身のユダヤ人で、学校の先生です。サシャの弟は、『ボラット』に音楽の提供もしているミュージシャン。ケンブリッジ大学を卒業したサシャ自身もかなりのインテリですが、サシャのいとこであるサイモンは、なんと自閉症の権威として知られている有名な心理学者でもある、すごい一家なのです。 |
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村にはかなり恐ろしい奥さんがいるボラットですが、アメリカではたくさんの美人ちゃんがいっぱい! どの子を“買おう”か、かなり迷ったりもするものの、旅の途中で出会った売春婦とは意気投合! すっかりの仲良しになりますが、ボラットのハートをゲットしたのは、アメリカのセックスシンボルでもある金髪娘のパメラ・アンダーソン! 彼女に恋しちゃったボラットの暴走の行方をご覧下さい! |
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こんなに有名になったのだから、さぞかしモテモテ……かと思われるかもしれませんが、サシャって実はとってもまじめな人なんです。恋人も、日本ではそれほど有名ではありませんが、『ウエディング・クラッシャーズ』(日本では未公開。DVDレンタル中!)に出てきた、超ぶっ飛びお姉さんのアイラ・フィッシャーです。オーストラリア出身の彼女とは長い間交際を続けて、現在婚約中! なんと“ボラット2世”誕生のウワサもあるほどラブラブなカップルなのでした! |
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Bob Riha Jr / WireImage.com / MediaVast Japan |
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20th Century Fox / Photofest / MediaVast Japan |
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ボラットの出身地カザフスタンでは、「女の脳みそは、男よりも断然小さい!」というのが、常識(!)。アメリカで、女性フェミニスト団体にインタビューをしたときは、モノスゴイ“女性蔑視”な思想を話して、フェミニストの皆さまに激怒されます。それからボラットは、超人種差別者。最低最悪なユダヤ人がダイッキライです! ユダヤ人のお家に泊まらせてもらうコトになっても、「食べられちゃう!」とガタガタ震えまくるほどの拒否反応を示します。 |
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サシャは“ボラット”のときに“ユダヤ人を井戸に放り込め!”なんて、ユダヤ人をけなしまくり、スゴイ歌を歌ったりしますが、実は自分もユダヤ人です。サシャ自身、ケンブリッジ大学では歴史を専攻し、ホロコーストと呼ばれているユダヤ人の大量虐殺に大きな関心を持ち、教授も絶賛するほどのレポートを書き上げたこともあるほどの秀才。彼が、まさに自虐風にユダヤ人を罵倒(ばとう)するのは、社会派としての一つの方法かもしれません! |
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