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『スターダスト』クレア・デインズ

今週のクローズアップ

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今週のクローズアップ クレア・デインズ

週末に公開される話題の映画の中から、気になる人物をご紹介します。今週は、10月27日公開『スターダスト』のクレア・デインズをクローズアップします。レオナルド・ディカプリオと共演した『ロミオ&ジュリエット』で初々しい姿を披露しブレークした彼女も、今ではすっかり大人の女性です。今回はそんな彼女のゴージャスな交友関係にスポット当てつつ、最新作『スターダスト』を紹介します。

天下のレオを振った!? 永遠のベストカップル

 ニューヨーク生まれのクレアは、父親はフォトグラファー、母親は画家という芸術一家に育ちました。そしてそんな両親の元、6歳のころからモダン・ダンスを習い、9歳のころにはアクターズ・スタジオで演技を学び始めました。母親がマネージャーを務めながら芸能活動をスタートし、『若草物語』のベス役でスクリーンデビュー。そしてその2年後にレオと共演した『ロミオ&ジュリエット』でブレークしました!


 当時22歳で人気急上昇中だったレオと、16歳の新人女優クレアとの共演は、本当に初々しく、美し過ぎました。この共演をきっかけに、クレアはインタビューで尊敬する俳優は? と聞かれると「レオよ!」と答えるほど、レオのプロフェッショナルな仕事ぶりに感動したもよう。2人があまりにお似合いだったからか、レオの大ブレーク作品となった『タイタニック』が製作される際、相手役の候補にクレアが挙がっていたようです。でも「レオとコンビのように思われるのは……」と考えたクレアはきっぱり出演依頼を断って、クレアがレオを振った(?)形になったそうです。

 

Steve Granitz/WireImage.com
おれじゃダメか?

目指すはジョディ! 姉さんについて行きます!

 クレアが尊敬している俳優をもう1人挙げると、大先輩のオスカー女優ジョディ・フォスターです。ジョディ監督作『ホーム・フォー・ザ・ホリデイ』に出演していたとき、今後の活動や人生について相談に乗ってもらっていたというクレア。ジョディの「大学生活は貴重な体験よ」というアドバイスを受け、映画に引っ張りだこの状態だったにもかかわらず、大学進学を決意。学業を優先するために、一時俳優業をセーブするという道を選びました。しかも選んだ大学は、ジョディと同じイエール大学! 心底ジョディを崇拝していることがうかがえます。


 目指す目標を得たクレアは、『リトルマン・テイト』の監督や『ネル』のプロデューサーを務めたジョディのように、いつかは自身も監督やプロデューサー業をしたいと考えているそうです。自ら「映画を学ぶには撮影現場が一番!」と言っているクレアは、今までオリヴァー・ストーン、フランシス・フォード・コッポラなど、名だたる巨匠と一緒に仕事をしているので、実地訓練はバッチリです!

 

学問も大切なのよ。ついてらっしゃ~い!

お友だちとは恋人も分け合うの!?

 お友だちも大物です。クレアは『若草物語』で共演していたウィノナ・ライダーと大の仲良しです。今ではあまりマスコミの前に出てこなくなっていますが、何年か前まではよく2人でつるんで遊んでいる姿がパパラッチされていました。


 そして2人はある同じ人気俳優と交際していた過去もあって、男性の趣味も同じというほど気が合うのです。その人気俳優とはマット・デイモン! 最初に付き合っていたのはクレアの方。2人は『レインメーカー』で共演していますが、交際していたのはそれよりも前のことなので、2人ともそれほど有名ではなかったころのようです。そして、共演者と恋に落ちることで有名なマットが、共演者ではないウィノナと付き合ったことを考えると、ついついクレアが「マットとウィノナはお似合いかも」と2人を引き合わせたという下世話な展開を想像してしまいます(笑)。

Jim Smeal/WireImage.com
わたしたち“姉妹”!?

大物俳優があんなことやこんなこと!

 豪華大物俳優との接点といえば、クレアがヒロインを務める最新作『スターダスト』もかなりのもの。主演は新人のチャーリー・コックスですが、脇を固めるメンバーがスゴイ! クレアがブレーク前の16歳だったとき、『逢いたくて』で親子共演したミシェル・ファイファー。そして、もう1人はレオと親交が深いことでも知られるオスカー俳優ロバート・デ・ニーロです。


 クレアは“流れ星”の役なので、輝くばかりの美しさ。ですが、ファイファーとデ・ニーロの扱いがいい意味で“ヒドイ”。美人女優のファイファーが老けメークに挑戦しているのですが、ただ老けているのではなく、醜い魔女というダブルパンチが加わるんです。絶世の美女の面影はどこへやら……。


 もう1人の大物デ・ニーロは、一見イカつい海賊のボスなんですが、意外な趣味をお持ちなんです……。この挑戦とも言える役柄については「面白いと思ったし、やりがいがあった」といたずらっぽいほほ笑みを浮かべるデ・ニーロ。どんな役で、クレアとどうやって絡むのかは、映画を観てからのお楽しみ!


Lester Cohen/Variety via WireImage.com
わたしたち大物相手に頑張ったわよね?

文・構成:シネマトゥデイ編集部

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