『インクレディブル・ハルク』『アイアンマン』特集第1弾 ~おれとお前。ここは一緒さ、そこは違うぜ!~
アメリカで大ヒットしたアメリカンコミック映画『インクレディブル・ハルク』『アイアンマン』。老若男女をシビレさせたその超大作2本がついに日本に上陸する! ここではハルクとアイアンマンの共通点と相違点をご紹介! 作品やキャラクターを理解して、彼らの上陸を待とう!
アメリカの2大アメリカン・コミックス出版社の一つであるマーベル・コミック社で発表された両作品。『インクレディブル・ハルク』はベトナム戦争真っただ中の1962年に誕生。一方の『アイアンマン』もその1年後に産声を上げた。両作品ともドラマ部分がしっかり描かれているところが好評で『インクレディブル・ハルク』は実写映像化され、『アイアンマン』もテレビアニメ化された。このほかにもマーベル・コミックは「スパイダーマン」「X-メン」「ブレイド」など超人気ヒーローたちを生み出し、映像化も多い。両作品にはクリエーターであり、同社の名誉会長を務めるスタン・リーがカメオ出演。マーベル・コミックの映画化作品には必ずカメオ出演するリーだが、その中でも『インクレディブル・ハルク』では名演技を披露している。
『インクレディブル・ハルク』では科学者ブルース・バナーが緑色の怪物、ハルクに大変身! 実験中に大量のガンマ線を浴びてしまったブルースは、興奮や怒りで心拍数が上がりすぎるとハルクになって大暴れしてしまう! 巨大になり過ぎて靴やシャツがビリビリに破けるが、ズボンはあまり破けないという原作誕生当初からの謎も再現!? そして『アイアンマン』では、天才的発明家のセレブ社長トニー・スタークが赤色のロボット、アイアンマンに大変身! 彼は自身が発明した軍事武器に対して疑問を抱き、世界の平和を守るために独自にパワードスーツを発明。そしてそれを装着することにより、アイアンマンとなったのだ! 派手な性格を反映させた色使いとデザインのパワードスーツで、今日もトニーは空を飛ぶ!
望まない形で緑の怪物ハルクとなってしまったブルース。自制心をなくし、最愛の人ベティ・ロス博士に重症を負わせてしまうなど、踏んだり蹴ったり。最近では軍の手から逃れるべく異国の地に渡り、工場で働く毎日。ボロ住居に住み、友だちは一匹の犬。愛するベティの写真を肌身離さず持ち歩き、治療法を探す日々だ。仕事仲間の女性を助けたことで中年チンピラに因縁をつけられるなど散々な生活を送っている。
超セレブなトニーが持っていなものはない! 幼少期から天才的頭脳でさまざまなものを発明! スターク・インダストリーズ社の社長となった現在では富と名誉を手にいれ、表彰されてもその場には行かず、美人を引き連れギャンブルに。自分を批判する美人レポーターだって一瞬でベッドイン! 数日後には女性の顔をまったく覚えていないという、モテモテ男の鏡的存在だ。だが秘書のペッパー・ポッツにだけは……。