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『ベガスの恋に勝つルール』アシュトン・カッチャー

今週のクローズアップ

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今週のクローズアップ /『ベガスの恋に勝つルール』アシュトン・カッチャー

今週末に公開される映画『ベガスの恋に勝つルール』は、待ってましたの極上ラブコメディーです。コメディーの女王、キャメロン・ディアスとバトルを繰り広げるイケメン俳優、アシュトン・カッチャーに迫ってみましょう!
弟思いのシンデレラ・ボーイ

 アシュトン・カッチャーは、1978年2月7日、アメリカはアイオワ州の田舎町に生まれました。二卵性の双子の弟は 心臓に疾患を持っており、彼の存在は後々アシュトンに大きな影響を及ぼします。高校時代はフットボールと演劇に熱中しますが、弟の容態への不安や両親の離婚など、家庭内での居心地が穏やかでなかったことが原因で、ちょっとした問題児だったとか。少し陰のある十代を過ごしたようです。


 高校卒業後、アイオワ大学に進学したアシュトンは、弟の病気の治療に貢献したいという一心で生物化学工学を専攻します。大学時代はアルバイトをして自分で学費を稼いでいたアシュトンですが、その一方、アパートを追い出されるほどのバカ騒ぎを夜な夜な繰り広げていたという一面も。そんなあるときアシュトンの人生に転機が訪れます。学費を稼ぐために応募したアイオワ州のモデルコンテストで、何と彼は優勝してしまったのでした。これを機に大学を中退してニューヨークへ向かったアシュトンは、カルバン・クラインなどのモデルとして成功を収めます。かくして誕生したシンデレラ・ボーイは、その後トントン拍子にスターへの階段を駆け上がっていくのです。

 

アシュトン・カッチャー
Evan Agostini / Getty Images

デビューはおバカキャラ!? なごみ系イケメンはお茶の間の人気者

 モデルとして一定の地位を築いたアシュトンは、1998年にアメリカで放送が開始されたテレビドラマ「ザット’70s ショー」にレギュラー出演が決まったことで役者への道を歩み始めます。ちょとおバカな愛すべきキャラクターを演じ、役者としてもたちまち人気を得たアシュトン。続いてチョイ役ながら映画デビューも果たし、映画出演2作目にして主演を務めます。記念すべき映画初主演作品は、2000年に公開されアメリカでヒットしたSFコメディー映画『ゾルタン★星人』。映画『アメリカン・パイ』などで有名な、プリンス・オブ・おバカ映画俳優のショーン・ウィリアム・スコットと共演しました。


 その後もコンスタントに映画出演をこなし、2003年のコメディー映画『ジャスト・マリッジ』はアメリカのボックス・オフィスでナンバーワンに輝くなど、みるみるうちにハリウッドのスターになったアシュトン。2004年には、大ヒットを記録したSFサスペンス映画『バタフライ・エフェクト』で主演のほかに製作総指揮にも名を連ねるなど、映画への意欲は高かったようです。とはいえアシュトン、活躍の場は映画だけではありません。MTVのアメリカ版スター・ドッキリ番組「パンクト」の番組進行役も務めるアシュトンは、お茶の間でも人気者。さわやかでひょうきんなイケメンがモテないわけがありません!

 

『ジャスト・マリッジ』で共演したブリタニー・マーフィーとはアツアツでした
Jeff Vespa / wireimage.com

奥さまはアノ大女優

 イケメンらしく、モデルや女優などと浮名を流していたアシュトン。過去のお相手では個性派美人女優のブリタニー・マーフィが有名です。映画『ジャスト・マリッジ』で共演した二人は瞬く間にアツアツカップルに。結婚間近とうわさされましたが、約1年で突然の破局を迎えました。しかしブリタニーと別れて間もなく、アシュトンに新たな恋のお相手のうわさが浮上します。そのお相手とは、何と16歳年上の大女優、デミ・ムーア。二人の安定した関係は世間の歳の差カップルを大いに勇気付け、2005年の9月、めでたく夫婦となったのでした


 デミといえば、元夫は超大物俳優のブルース・ウィリス。彼との間には3人の娘がいます。女優として活躍している長女のルーマー・ウィリスは1988年生まれ。アシュトンは1978年生まれ、ということは……義娘にあたるルーマーとはたったの10歳しか年が離れていません! ちょっと特異といえば特異な環境ですが、アシュトンとデミの強いきずなは、娘たち、そして元夫のブルースからも認められ、結婚生活は現在のところすこぶる順調の様子。歳が離れているだけでなく、性格的にも相当個性の強そうなデミとここまで安定した信頼関係を築いているアシュトンはただ者ではありません!

一家大集合!
Giulio Marcocchi / Getty Images

『ベガスの恋に勝つルール』WHAT HAPPENS IN VEGAS(2008年 トム・ヴォーン監督)

 バリバリのキャリアウーマン道を突き進むジョイ(キャメロン)は、ある日大勢の友人の前で婚約者に振られてしまう。彼の口から出たのは「ハイテンションで計画魔な君と居ては心が休まらない。だから結婚できない」というショッキングな理由。どん底まで落ち込んだジョイは、憂さ晴らしをしようと親友のティッパー(レイク・ベル)とラスベガスへ繰り出した。ベガスに着いたジョイは、ホテルの部屋のダブルブッキングがきっかけで、父親の経営する工場をクビになったばかりのジャック(アシュトン)と出会う。どん底ヤケクソ同士で意気投合した二人は、一晩中飲み、踊り、バカ騒ぎの大暴れ。そして翌朝、ジョイの左手に見慣れぬ指輪が……。何と二人は勢いで一晩のうちに結婚していたのだ! 婚姻を解消しようとケンカを始めた二人は、意図せぬ共同作業によりスロットマシーンで300万ドル(約3億円!)を当ててしまう。賞金の所有権と離婚をめぐって裁判へ持ち込んだ二人だったが、判決により事態は思わぬ方向へ。何と6か月間、夫婦として共同生活をするというように、と言い渡されたのだった……。


 今週末公開されるアシュトンの最新出演作は、ラブコメ・クイーンのキャメロンがお相手です。アシュトンが演じるのは、プレッシャーに弱く逃げ腰の超テキト~男。キャメロン演じるハイテンションなキャリア・ウーマンとの打てば響く掛け合いはお見事です! ベガスでの大暴れシーンもこの上なくはじけ切っていて、まさにジェットコースターのような気分が味わえます。大爆笑で気分スッキリ、そして胸キュン……と、劇場を出るころにはイヤなことは忘れて、世にも愉快な気持ちになっていること間違いなし。暑い夏にスカッとそうかい、そして幸せな気分になれるお薦めの一本です!


 『ベガスの恋に勝つルール』特集 二人の結婚生活 一体どうなる? 

『ベガスの恋に勝つルール』
(C) 2008 Twentieth Century Fox Film Corporation

文・構成:シネマトゥデイ編集部

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