『グーグーだって猫である』特集
人気漫画家、大島弓子原作の人気漫画を映画化した感動作。13年間共に暮らした猫のサバを失い、突然漫画が描けなくなってしまった漫画家と、そんな彼女を陰からそっと見守るアシスタントたちや周りの 人々との温かい心の交流が胸を打つ。出演者も小泉今日子、上野樹里、 加瀬亮、森三中ら今が旬の豪華キャストが勢ぞろい!
グーグーの人間観察日記
○月×日晴れ「恋のキューピッド」
麻子さんが朝からそわそわして落ち着かず、何だか嫌な予感。どうも病院というところで手術を受けるみたいだったんだ。身の危険を感じたボクは、かわいい白猫を追い掛けて、思い切って外の世界への第一歩を踏み出してみた。結局、尾行は失敗に終わり、公園の池のほとりにある木の上に登ったら降りられなくなってしまった……。そんなボクを助けてくれたのは青自さん(加瀬亮)という男の人。今にも泣きそうな顔で「グーグー!」と叫びながらボクを探していた麻子さんは、心優しい年下の好青年の登場に、ついポーっとしていました!!
グーグーの気持ち:自分の恋には失敗したけど、麻子さんの恋のキューピッドになったかも!?
○月×日ピーカン晴れ「ラブチャンスの夜」
アシスタントのナオミさん(上野樹里)の恋人マモルさん(林直次郎)はバンドをやっている。ライブとやらで演奏をしたみたい。打ち上げには青自さんもやって来て、気を利かせたナオミさんが麻子さんと青自さんを二人きりにしてあげていました。酔っぱらった勢いで青自さんが麻子さんの自宅にやって来たのはいいけれど、いつまでも少女のような麻子さんはそれだけでドギマギしちゃって大変!(かわいいニャ~) しかも、青自さんはいきなり服を脱ぎ始めちゃった~(汗)。……でも、麻子さんの本当に困った顔に気付いて、脱いだ服をまた着ていました(苦笑)。「実は酔ったフリしていたんだ」と言って出て行く彼は紳士です。
グーグーの気持ち:せっかくのチャンスだったのに、人間の男性のやることは猫には不可解です。
○月×日晴れ時々曇り「ラヴチャンスの夜」
ライブの夜からより親密になった麻子さんと青自さん。青自さんは暇を見つけては麻子さんの家に遊びに来て、“猫ドア”を取り付けてくれたり、一緒に散歩をしたり♪ ボクの後を二人でカメラ片手に追い掛けて来るから、正直ちょっと迷惑。そういえば、麻子さんの新作マンガの進行も順調みたい。すべてがうまく行くかと思えたのに突然麻子さんが倒れてしまいました……。何だか重い病気みたいで入院するんだって……(悲)。でもね、ナオミさんやアシスタントのみーーーーーんなが麻子さんのために病院にかけつけてくれたんだよ! ボクたちは本当に家族のようです。
グーグーの気持ち:麻子さん、みんながこんなに心配しているんだから早く元気になってね。
予告編