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魅惑的なバンパイアたち

今週のクローズアップ

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今週のクローズアップ / 魅惑的なバンパイアたち

 バンパイアと人間との禁断の恋をテーマに、全世界で驚異的なヒットを記録している映画『トワイライト~初恋~』が、4月4日にいよいよ日本に上陸する。バンパイアといえば、美しく魅惑的は反面、するどい牙で人間を脅かすモンスターだ。今回は、そんな美しさと残酷さを併せ持つバンパイアたちをご紹介します。
『インタビュー・ウィズ・バンパイア』バンパイアの本能と、人間の理性に苦悩するバンパイアのルイを若きブラッド・ピットが熱演!

 1994年に公開された映画『インタビュー・ウィズ・バンパイア』。


 本作は、アメリカのアン・ライス原作の人気小説「夜明けのバンパイア」の映画化作品。バンパイアとしての人生を歩むルイ(ブラッド・ピット)を中心にその悲劇的な人生について描かれ、これまでのバンパイア映画とは違い、人間の本質に迫った作品に仕上がっている。主人公を演じたブラッドのほかにもトム・クルーズや、アントニオ・バンデラスという豪華共演で話題を呼んだ。のちに映画『スパイダーマン』シリーズでヒロインを演じるキルステン・ダンストのバンパイア少女、クローディアの演技は身の毛がよだつほどだ。本作でキルステンはゴールデングローブ賞にもノミネートされた。


 人間の命を奪うことに痛みも感じない残酷さを持つ、いかにもバンパイアらしいレスタト(トム)と、人間としての理性とバンパイアとしての本能に葛藤(かっとう)するバンパイアのルイ。対照的な人生を歩み、闇をさまよう二人のバンパイアの情念や哀愁が繊細に描写されている。

 

今でもたくさんのファンを魅了しているブラッド・ピット

ブレイド』バンパイア・ヒーロー ブレイド

 バンパイア映画で忘れてはならないのは、人気コミックを実写化した映画『ブレイド』。


 本作はアメリカで大ヒットを記録し、シリーズは3作目まで続いた。原作にほれ込んだ主演のウェズリー・スナイプス自ら製作も務めている。監督は、カルト映画『デスマシーン』のスティーヴン・ノリントン。彼は日本のアニメの大ファンで、演出にもアニメのような歯切れの良いカッティングとスピード感が盛り込まれている。


 ブレイドはバンパイアと人間との間に生まれた混血。そのためバンパイアの本能である吸血衝動に苦悩することもあるが、人間を脅かすバンパイアを抹殺するために闘うバンパイア・ハンターだ。自らもバンパイアでありながら、人間味あふれるブレイドは、まさにバンパイア・ヒーローと呼ぶにふさわしい。

 

ブレイドを演じて一躍スターに! ウィズリー・スナイプス
Sgranitz / WireImage / Getty Images

『アンダー・ワールド』強さと女性らしさを持つ女バンパイア・セリーン

 女バンパイアが主人公の映画『アンダーワールド』。


 バンパイアとライカン(狼男)の種族間で数世紀にわたって繰り広げられる、入り組んだ因縁対決を背景に、狼男との許されざる恋に揺れる女バンパイアの姿を描くホラーアクション。


 主人公のセリーンを演じたのは、映画『パール・ハーバー』『ヴァン・ヘルシング』でヒロインを務めた美人女優ケイト・ベッキンセイル。その彼女が、今回はクールな女戦士にふんし、アクションシーンにもチャレンジしている。本作が初監督作品となったレン・ワイズマンが監督を務め、ダークで鮮烈な映像美を見せている。最新作『アンダーワールド:ビギンズ』では、ケイトではなくローナ・ミトラがヒロインを務めている。


 セリーンの強さはブレイド並み! 目標を倒すためならどこまでも相手を追い詰め、銃をぶっ放す! しかしその一方で狼男との禁断の恋に悩み、ふと見せる乙女の表情はキュート。強さと女性らしさを併せ持つ魅力的なバンパイアなのだ。

クールなセリーンとは対照的に、素顔はとってもキュートなケイト・ベッキンセイル
Jon Kopaloff / FilmMagic / Getty Images

『トワイライト~初恋~』人間らしく生きようとするバンパイアたち

 そして4月4日にいよいよ公開される『トワイライト~初恋~』。


 本作は「ハリー・ポッター」シリーズに次ぐベストセラーといわれ、シリーズ累計2,500万部を突破したステファニー・メイヤーの小説「トワイライト」を映画化したもの。ボックスオフィスによると、公開からわずか3日で興行成績は約7,000万ドル(約70億円)という大ヒットを記録した。『アンダーワールド』ではバンパイアと狼男との恋が描かれていたが、本作は弱者である人間と強者であるバンパイアの禁断の恋をテーマにしている。


 本作に登場するバンパイアは、ほかの作品と違い人間の血を飲まず、人間らしく生きようとしている。正体を隠し、何百年も高校生をやり続けているバンパイアのエドワード(ロバート・パティンソン)は、主人公ベラ(クリステン・スチュワート)と恋に落ちる。へたすると血を吸いたい! という衝動が抑えられず、自分自身も愛する人の命を奪いかねないという常にギリギリの状態に苦悩しながらも、ベラを脅かす危険から守るエドワード。彼のバンパイアとは思えないいちずな純愛に、思わずキュンときてしまうこと間違いなしっ!

本作で大ブレイク! 注目のイケメン俳優ロバート・パティンソン
(C)2008 SUMMIT ENTERTAINMENT, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

文・構成:シネマトゥデイ編集部

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