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映画ライターがオススメする『スター・トレック』特集第三回:『スター・トレック』軍団来日! イベントマル秘ウラ話

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2009年、新たなる伝説の誕生を感じさせる映画『スター・トレック』が登場した。映画『クローバーフィールド/HAKAISHA』『M:i:III』で知られるJ・J・エイブラムス監督、若きジェームズ・T・カークを堂々と演じ切ったクリス・パイン、そして人気テレビシリーズ「HEROES/ヒーローズ」で知られるザカリー・クイントなど、豪華なキャストがプロモーションのため来日。彼らはどんな思いで『スター・トレック』を作り上げたのだろうか。新生『スター・トレック』軍団に完全密着しました!


村田由美子 プロフィール

各国で行われる映画のプレミア・レッドカーペットイベントに行くことを至福のよろこびとし、心の赴くままに世界を暴走しまくり、寝食を忘れて自己満足レポートを書いています。レッドカーペットをドレスで歩きながら、ゴツいカメラを手に取材をするのが夢。


超巨大なUSSエンタープライズが新宿に登場! atジャパンプレミア

新生『スター・トレック』は、イケメン・パラダイス!

新生『スター・トレック』は、イケメン・パラダイス!

5月某日、『スター・トレック』のジャパンプレミアが行われた。新宿のミラノ1前の広場にはビル5階分はありそうな黒テントが設置され、開始とともに中からUSSエンタープライズの超巨大レプリカが登場。ロックバンドのライブのような照明がギラつき、スモークが晴れると、まるで宇宙船から登場したかのように目の前にキャストがズラッと並んでいた。興奮せずにはいられないド派手なオープニングに、レッドカーペットに立つキャストたちも面食らった表情。海外のプレミアではここまで派手な演出をするものは少なく、大概がシンプルにレッドカーペットを歩いて写真撮影をするくらい。エイブラムス監督は、この大規模な演出に「Thank you again!」と繰り返し、「眠らない街・新宿に感謝だ。こんなプレミアを実現できてうれしい!」と感激していた。そんな中クリスは、華やかなオーラを放しつつも、彼が演じた無鉄砲で暴走型のカークのイメージとは違い、とても紳士的な印象。「クリス・パインです。本当にありがとう」とシンプルなあいさつをした彼は、エリック・バナなどベテラン俳優を前にしているせいなのか、特に派手なコメントをするわけでもなく、その姿勢はとても謙虚に見えた。ハリウッドで成功するには絶対欠かせない華やかさと謙虚さという要素をあわせ持つクリスが、将来スターの座につくのはそう遠い日ではないだろう。


キャストが大暴走! at舞台あいさつ

カタコトの日本語を披露して、会場は大盛り上がり!

カタコトの日本語を披露して、会場は大盛り上がり!

大成功に終わったレッドカーペットイベントに引き続き、今度は新宿ミラノ1に場所を移し、舞台あいさつが行われた。ここではキャストが大暴走! 盛り上げ隊長となったのは、本作で主人公カークの仲間・ボーンズを演じたカール・アーバン。持参したメモを手に突如「タイヘンオセワニナリマシタ!」と脈絡のない日本語を披露し、「クリス・パインと共演するから頑張ったよ。でないと小さく見えるからね!」とほほ笑んだ。クリスは会場に詰め掛けた多くのファンを目にし、興奮した様子で「日本最高!」とコメント。これには会場も大盛り上がりをみせた。その後も、テレビシリーズ「HEROES/ヒーローズ」のサイラー役で一躍人気者となったザカリーは、なぜか名前のイニシャル(ZQ)を手のひらに張ってみせたり、ジョン・チョーは「劇中みたいに危ない武器は振り回さないから、どうぞ僕を抱きしめてください!」と叫んだりと大はしゃぎ。また、大掛かりな特殊メークでカークの宿敵ネロを演じたエリックは「メークで顔を隠すのって面白いよね。実は今日もしてるんだ。この下は女だよ」と冗談を飛ばすなど、会場は終始笑いが絶えなかった。そんな大暴走するキャストたちを見守っていたエイブラムス監督。総制作費が100億円を超えているといわれるこれだけの大作を作り上げた苦労は、並大抵のものではなかっただろう。仲間への感謝がにじみ、築かれたきずなを感じさせる表情だった。


ぶっちゃけトークさく烈! at記者会見

イケメンキャストが勢ぞろい!会見で、『スター・トレック』をアツ~く語るキャストたち

あっという間に終わった舞台あいさつだけでは物足りず、翌日の記者会見にも潜入! 昨日のプレミアとは打って変わって近距離のため、キャストたちの表情がよく分かる。「SFはまったく興味がなかった」といきなり本音全開のクリス。しかし「脚本を読んで泣いたんだ。表紙を見直して 『これが『スター・トレック』なのか!?』と衝撃を受けたんだ」と真剣な目で出演の経緯を語った。カークという大役を務めるプレッシャーを吹っ飛ばし、あくまで自分の心の震えに正直に出演を決めたのだろう。またエイブラムス監督は「僕は、映画の中の映画を作りたかった」とコメント。そう、彼の言葉通り、本作ではまったく新しい『スター・トレック』を体験することができる。この情熱とこの世界観を、映画館で体験できるのは幸せ過ぎる。やはり、魂を込めて作られていない作品に人の心を動かせるはずがない! アメリカでは初登場第1位に輝き、1週間とわずかで約100億円もの興行収入をたたき出した『スター・トレック』。歴史的名作が生まれる瞬間などなかなか出会えるものではない。トレッキー(『スター・トレック』シリーズファンの総称)も、まだ観たことがない人も、キャストやエイブラムス監督の熱い情熱で作り上げられた本作を、ぜひ堪能して欲しい!


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