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キャスリン・ビグロー
『ハート・ロッカー』 |
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1951年11月27日生まれ、アメリカ出身。コロンビア大学の大学院で映画を学び、『ニア・ダーク/月夜の出来事』で単独監督デビュー。以降、アクション、SF、サスペンスと幅広いジャンルを手掛け、ダイナミックかつ骨太な演出力で世界を驚かせてきた。実話をベースにした潜水艦映画『K-19』以来、7年ぶりの監督作となる『ハート・ロッカー』で、監督賞に初ノミネート。アカデミー賞史上初の女性監督賞受賞者となるか。
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© Courtesy of Summit Entertainment |
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ジェームズ・キャメロン
『アバター』 |
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1954年8月16日生まれ、カナダ出身。『ターミネーター』『エイリアン2』『トゥルーライズ』など、卓越した映像センスでヒット作を連発してきた。全世界で大成功を収め、アカデミー賞を総ナメした『タイタニック』から12年。最新作の『アバター』では、これまでの映画の概念を覆すほど革新的な3D映像を創造し、またしても爆発的大ヒットを記録した。世界歴代興行収入を塗り替え、今回2度目の監督賞ノミネート。
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© 写真:高野広美 / シネマトゥデイ |
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クエンティン・タランティーノ
『イングロリアス・バスターズ』 |
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1963年3月27日生まれ、アメリカ出身。レンタルビデオ店の店員をしながら多くの脚本を執筆し、『レザボアドッグス』で映画監督デビューを飾る。『パルプ・フィクション』ではカンヌ国際映画祭でパルムドールほか数々の賞に輝き、アカデミー賞でも7部門にノミネートされて脚本賞を受賞した。あふれるイマジネーションで映画ファンを魅了してやまない個性派監督が、2度目のノミネートでオスカー像を手にすることができるか。
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© Courtesy of The Weinstein Company |
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リー・ダニエルズ
『プレシャス』 |
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1959年12月24日生まれ、アメリカ出身。自ら立ち上げた製作会社で『チョコレート』を製作、ハル・ベリーが主演女優賞に輝いて話題をさらい、同じく製作に携わったケヴィン・ベーコン主演『The Woodsman』(原題)でも数々の映画賞を受賞し、プロデューサーの地位を固める。監督デビュー作は2005年、ヘレン・ミレン主演の『サイレンサー』。監督2作目となる、過酷な環境に生きる黒人少女を描いた『プレシャス』が絶賛され、初のノミネート。
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© Tim Palen / Courtesy of Lionsgate |
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ジェフ・ブリッジス
『クレイジー・ハート』(原題) |
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1949年12月4日生まれ、アメリカ出身。俳優一家に育ち、幼少期にショービズ界入り。本格的に俳優となって間もなくの1971年公開『ラスト・ショー』で初のアカデミー賞ノミネート。以来、今回で5度目のノミネートとなる。出演作で何度も歌声を披露しており、『クレイジー・ハート』(原題)でも落ちぶれたカントリー歌手を熱演。ゴールデン・グローブ賞ほか前哨戦を制して大本命に躍り出た。
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© Courtesy of Fox Searchlight |
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ジョージ・クルーニー
『マイレージ、マイライフ』 |
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1961年5月6日生まれ、アメリカ出身。海外では「最もセクシーな男」や「世界で影響力のある100人」にも選ばれ、日本でもファンの多い俳優。33歳のとき、テレビドラマ「ER 緊急救命室」でブレイク。ヒット作に出演する一方で製作や監督業にも進出し、2006年のアカデミー賞では『シリアナ』で助演男優賞受賞、『グッドナイト&グッドラック』で監督賞と脚本賞にノミネートされた。今回、初の主演男優賞受賞を狙う。
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コリン・ファース
『ア・シングル・マン』(原題) |
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1960年9月10日生まれ、イギリス出身。1995年、イギリス製作のテレビドラマ「高慢と偏見」で、英国アカデミー賞テレビ部門の主演男優賞にノミネートされて注目を集める。『恋におちたシェイクスピア』など良作への出演を重ね、『ブリジット・ジョーンズの日記』シリーズではヒロインの恋人役をイギリス紳士らしいスマートさで好演。『ア・シングル・マン』(原題)で念願のアカデミー賞ノミネートを果たした。
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© Courtesy of The Weinstein Company |
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サンドラ・ブロック
『しあわせの隠れ場所』 |
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1964年7月26日生まれ、アメリカ出身。1987年『ハングマン』で映画デビューし、1994年『スピード』でブレイク。今回『しあわせの隠れ場所』では、アメフト選手のマイケル・オアーを引き取って育てた肝っ玉母さんを演じ、ゴールデン・グローブ賞ほか、3つの主演女優賞を受賞している。意外にもアカデミー賞ノミネートは今回が初めて。ゴールデン・グローブ賞に続く栄冠なるか。
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ヘレン・ミレン
『ザ・ラスト・ステーション』(原題) |
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1945年7月26日生まれ、イギリス出身。舞台女優としてデビューし、40年以上の長きにわたり、実力派女優として多くの尊敬を受けている。『クィーン』では2007年のアカデミー主演女優賞を受賞しており、ノミネートは今回で4回目となる。『ザ・ラスト・ステーション』(原題)ではロシアの文豪トルストイの妻を演じている。実際、ロシア貴族の血を引く彼女が2度目の主演女優賞を狙う。
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© Stephan Rabold / Courtesy of Sony |
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キャリー・マリガン
『17歳の肖像』 |
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1985年5月28日生まれ、イギリス出身。2004年に舞台で女優デビューし、2005年の『プライドと偏見』で映画デビュー。同年、ドラマ「ブリーク・ハウス」で注目を集める。映画出演4作目の『17歳の肖像』で、年上の男性と恋に落ちるティーンを演じ、見事アカデミー賞初ノミネートとなった。恋愛によって成長していく少女を演じた彼女、このアカデミー賞ノミネートにより女優としても成長が期待される。
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© Kerry Brown / Courtesy of Sony Pictures |
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ガボレイ・シディベ
『プレシャス』 |
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1983年5月6日生まれ、アメリカ出身。映画初出演・初主演作となる『プレシャス』で、いきなりノミネートされたラッキーガール。映画では、ニューヨークのハーレムで、満足な教育もされず、家族から性的・精神的虐待を受けつつも、ソーシャルワーカーらの助けを得て立ち直ろうとする少女を懸命に演じている。今回、アカデミー賞を受賞して、真のシンデレラガールになりうるか!?
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© Anne Marie Fox / Courtesy of Lions |
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クリストフ・ヴァルツ
『イングロリアス・バスターズ』 |
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1956年10月4日生まれ、オーストリア出身。1970年代よりオーストリアやドイツ、スイスの舞台やテレビドラマ、映画で活躍。出演作に『トルスタンとイゾルデ』『私が愛したギャングスター』などがある。今回『イングロリアス・バスターズ』では冷酷無比なナチス軍人を怪演し、ゴールデン・グローブ賞助演男優賞など数々の賞を受賞。アカデミー賞でも本命視されている。
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© Courtesy of The Weinstein Company |
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ウディ・ハレルソン
『ザ・メッセンジャー』(原題) |
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1961年7月23日生まれ、アメリカ出身。1994年の『ナチュラル・ボーン・キラーズ』で強烈過ぎる印象を残し、『ラリー・フリント』ではタイトルにもなっている実在のポルノ雑誌編集者を演じてアカデミー賞主演男優賞にノミネート。カルトからコメディーまでこなす一方、暴行事件や過激な活動でたびたび話題になることも。今回、『ザ・メッセンジャー』(原題)での重厚な演技で2度目のノミネートとなった。
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© Courtesy of Oscilloscope Laborat |
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クリストファー・プラマー
『ザ・ラスト・ステーション』(原題) |
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1927年12月13日生まれ、カナダ出身。舞台や映画、テレビドラマで活躍し、トニー賞に何度もノミネートされているベテラン俳優。『ローマ帝国の滅亡』のコモドウス役や『サウンド・オブ・ミュージック』でのトラップ大佐役で1960年代にはすでに活躍していたが、今回『ザ・ラスト・ステーション』(原題)でロシアの文豪トルストイを演じ、初のアカデミー賞ノミネート。
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© Stephan Rabold / Courtesy of Sony |
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モニーク
『プレシャス』 |
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1967年12月11日生まれ、アメリカ出身。1999年から放送された「The Parkers」テレビシリーズで人気を博し、コメディエンヌ、テレビ司会者として活躍している。今回『プレシャス』では主人公を肉体的・精神的に虐待する母親を演じている。既にこの役ではゴールデン・グローブ賞ほか、いくつかの賞を受賞している。アカデミー賞を受賞した際には、壇上でのパフォーマンスも期待される。
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© Courtesy of Lionsgate |
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ペネロペ・クルス
『NINE』 |
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1974年4月28日生まれ、スペイン出身。1992年スペイン映画『ハモンハモン』でデビュー、2006年の『ボルベール<帰郷>』でアカデミー賞に初ノミネート。昨年は『それでも恋するバルセロナ』でアカデミー賞助演女優賞を受賞。今回、ミュージカル映画『NINE』では映画監督の妖艶(ようえん)な愛人を演じ、セクシーな下着姿とコケティッシュな歌声を披露している。昨年に引き続いての受賞に期待がかかる。
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ヴェラ・ファーミガ
『マイレージ、マイライフ』 |
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1973年8月6日生まれ、アメリカ出身。1996年に「テイキング・サイド」で代役としてブロードウェイ・デビューを飾る。2004年の『Down to the Bone』で3つの映画祭にて主演女優賞を受賞し注目を浴びる。2006年の『ディパーテッド』ではヒロインを演じた。今回、『マイレージ、マイライフ』では割り切った恋に落ちる現代女性をサバサバと演じ、妙齢の女性ならではの魅力を見せた。
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マギー・ギレンホール
『クレイジー・ハート』(原題) |
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1977年11月16日生まれ、アメリカ出身。映画監督の父親、脚本家の母親の元に生まれ、弟のジェイクも俳優という芸能一家に育つ。1992年、父親が監督する『Waterland』で映画デビュー。2002年の『セクレタリー』で注目を浴びた。本作では老ミュージシャンを見守るジャーナリストを演じている。幅広いジャンルの作品に出演する演技派だが、意外にもアカデミー賞ノミネートは今回初めて。
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© Lorey Sebastian / Courtesy of Fox |
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アナ・ケンドリック
『マイレージ、マイライフ』 |
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1985年8月9日生まれ、アメリカ出身。1998年に「High Society」でブロードウェー・デビュー。映画デビューは2003年のミュージカル映画『キャンプ』。トニー賞やインディペンデント・スピリット賞新人賞にノミネートされた経験もあり、映画・舞台両方での活躍が期待されている。今回『マイレージ、マイライフ』では新人リストラ宣告人をキュートに演じている。
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