製作にスティーヴン・スピルバーグ、監督に『M:i:III』「LOST」のJ・J・エイブラムスという夢のタッグが実現。どちらも子どものころから「スーパー8（8ミリカメラ）」で映画を制作し、SF好き、秘密主義の下で映画を作るという共通点がある。「過去のスピルバーグ作品へのオマージュ」とJ・Jが語る本作、すなわちSFジュブナイルとなるのか!?

予告編では映画作りに熱中している子どもたちの姿がとらえられている本作。『グーニーズ』を連想させる仲の良さの一方で、主人公の少年ジョーは母と死別した悲しみを抱いている様子で、片親だった『E.T.』の主人公を思わせる。「十年に一度の名作」というウワサも聞こえてくるが、その感動は、子どもたちの成長のエピソードからくるのかも!?

『インディ・ジョーンズ』シリーズ近作でも扱われたアメリカ軍の極秘基地「エリア51」が本作にも登場。特報によれば、1979年に閉鎖されたエリア51から、研究素材がオハイオ州に運び出されたという設定のようだ。実はこの年、オハイオ州では予告編のような列車事故が実際に起こっており……ということは実話の可能性も？　一体、何を運ぼうとしていたのか……まさかエイリアン!?　ネット上ではその謎を解こうと、世界中のファンが盛り上がっているのだ。

多くのスピルバーグ作品がそうであったように、この手の作品で重要なのは魅力的な子役。本作では『SOMEWHERE』のエル・ファニングがヒロインを務めている。また、主人公ジョーを演じる新星ジョエル・コートニーは、J・Jによれば「ハリウッドの子役と異なり、スレていないところがいい」とのこと。彼とエルには淡いロマンスのエピソードもある!?