300万人が感動! 『あの花』ヒットの秘密を徹底検証!! ~この映画の本当の魅力を僕達はまだ知らない。~
6人の若者たちの葛藤と絆、そしてトラウマからの解放をリアルに描き、大人が泣けるアニメとして話題を呼んだ『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』(通称『あの花』)。2011年にフジテレビの深夜枠で放送され、幅広い世代を魅了した物語が、この夏、ついに劇場版映画となって公開される。多くの著名人もファンだと公言する『あの花』は一体なぜ、人々を惹(ひ)き付けてやまないのか? あなたがまだ知らないヒットの理由を徹底検証する!
深夜帯にもかかわらず高視聴率を記録、多くの視聴者の心を熱くさせた『あの花』。ネット上には「涙が止まらない!」の声が殺到し、作品の舞台となった埼玉県秩父市を訪れて登場人物の息吹を感じようとするファンが続出。2013年1月にはテレビ番組「ゴッドタン」で、あの花パロディーまで放送され、『あの花』現象へと発展した。その集大成となる劇場版にはテレビシリーズの1年後も描かれ、さらなる感動を呼び起こす! もちろん初見の人でも楽しめる作りになっているから映画版から『あの花』デビューするのもオススメだ。
大好きだった女の子・芽衣子(めんま)が事故で亡くなり、心に深い傷を負ってしまった少年・仁太(じんたん)。事故から5年後の夏、高校生になったじんたんの前に成長しためんまが現れる。めんまの姿はじんたん以外の人には見えないが、昔のままの無邪気な彼女。決して暗いドラマではなく、アニメだからこそ表現できるファンタジックな世界観にあふれ、物語の奥へと引き込まれていく。日本中が涙した映画『黄泉がえり』や『いま、会いにゆきます』と同じく、別れを予感させる切ないストーリーにも誰もが号泣!
かつては仲良しだったのに、めんまの死をきっかけにバラバラになってしまった幼なじみの6人組。それぞれトラウマを抱えた若者たちが、めんまの出現により再会し、「あのとき」の思いをぶつけ合う。実は誰もが自分を責め、そして自分が生きることに葛藤していたのだ。そのトラウマを乗り越え絆を取り戻していく様子に共感・感動することは必至。子どもだからこそピュアに自分を責める姿は、誰もが経験したかつての記憶と結びつき心を深くえぐり出す。ただの青春友情アニメではない奥深い人間ドラマ『あの花』。かわいいキャラクターにダマされてはいけないのだ。
秘密基地で仲間たちと戯れた幼少時代、自然豊かな故郷で起きるひと夏の奇跡……。『あの花』の持つノスタルジックな世界観は、『スタンド・バイ・ミー』『となりのトトロ』『サマーウォーズ』などの名作とも重なる。監督は大ヒットを連発する『おおかみこどもの雨と雪』の細田守に続く新たな才能と呼ばれる長井龍雪が担当する。秩父市に実在する景観をリアルに再現した美しい町並みの中で、思春期の痛みや揺らぎが切々と映し出され、胸がたまらなく締め付けられるはずだ。世代を問わず心に響く本作の魅力を、映画館で体感してほしい。自分でも気付かぬうちに心にフタをしていたかつての記憶が呼び起こされ、劇場を出るときには心が軽くなっているかもしれない。
人間ドラマに引き込まれて、最後号泣。
俺、何回鳥肌立ったかわかんないよ。
『あの花』はアニメに対しての価値観が変わるような魅力的な作品です。
普段、アニメを観ない人にもぜひ見てもらいたいです。
一人一人が心に抱えている問題に感情移入ができる。
こんなにも自然に泣かせてくれるアニメはありません!
アニメ、幽霊、思春期、全部苦手だったのに…
おえおえ泣きました。
狂おしいほど切ないのに観終わるといつも心がポカポカする。
「あの花」を劇場で観れるなんて…なんて日だ!
青春と恋心を知っている人なら誰でも号泣!
私にアニメの素晴らしさを教えてくれた作品。出会えたことに感謝。
忘れてしまったことすら
忘れた思い出もある
あの頃の「ともだち」に会いにいこうかな
泣いて怒って笑った、あの夏
人は想い出によって生かされていて
時に、重みに耐えかねて動けなくもなる。
それでもまた前に進むことができるのは
その痛みが人を強くするからなのだと
「あの花」は教えてくれる。
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