「X-MEN」シリーズ一挙放送特集:アナタにピッタリなのは!? 「X-MEN」四つの魅力別 シリーズの楽しみ方ガイド
8月、「X-MEN」シリーズがWOWOWで一挙放送される。1作ずつ観ても楽しめるが、まとめて観るからこその楽しみ方もある同シリーズ。「X-MEN」シリーズの魅力が堪能できる四つの楽しみ方を、それが最も感じられる作品の紹介と共に提案します!
「X-MEN」シリーズ全6作一挙放送の番組詳細はこちらから≫
本シリーズの魅力にはまず、個性的なルックスで特殊能力を披露してくれるミュータントと呼ばれるキャラクターの存在が挙げられる。例えば、人々の思考が読み取れてコントロールすることもできるプロフェッサーX、金属と重力を念じるだけで操るマグニートー、全身青色で何にでも変形できるミスティーク、嵐や雷、霧などの気象現象を自在に操るストーム、天才的科学者だが全身青色体毛の野獣のような外見と運動能力を持つビーストなどなど。彼らのユニークな超能力を、最新VFXによるド派手なビジュアルで堪能するのが、本シリーズの楽しみ方の一つだ。
ミュータントの個性を楽しみたいアナタはコレを押さえよ!:『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』
「X-MEN」シリーズ初期3部作に登場する定番ミュータントたちの若き日の姿がたっぷり見られるのが本作。青年時代のプロフェッサーXとマグニートーの親密さも感涙ものだ。また、後に活躍するハヴォック(胸部から破壊光線を出す)やバンシー(口から超音波を発する)が、訓練で自分の能力を開発していく姿も初々しい。
『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』の作品情報≫
番組詳細はこちらから≫
SF作品ならではのアクション描写だけでなく、感情を揺さぶるドラマがしっかりと描かれていることも、本シリーズの魅力の一つ。例えば、若き日のプロフェッサーXは、人々の考えがわかってしまうことに苦しみ、接触すると相手の能力を奪ってしまうローグは、愛する人に触れることができずに悩むなど、ミュータントたちは自分が持っている特殊能力のために苦しめられる。また、彼らはその特殊能力のために常に差別され、両親や友人からも受け入れられないことが多い。『X-メン』『X-MEN2』そして最新作『X-MEN:フューチャー&パスト』の監督ブライアン・シンガーは、自身がゲイであることを公表しており、ミュータント差別をゲイなどのマイノリティー差別のメタファーとしても描いている。
人間ドラマを楽しみたいアナタはコレを押さえよ!:『X-MEN2』
アイスマン(自分の体を氷に変える能力を持つ)が、両親に自分がミュータントであることを告白すると、両親は泣き崩れ、弟は警察に通報するというシーンが印象的。ミュータントたちの権利を阻むのは、政府による撲滅計画だけではないのだ。
人間陣営対ミュータント陣営、プロフェッサーX陣営対マグニートー陣営、ミュータント同士の戦いなど、さまざまな戦いが描かれる本シリーズ。そのそれぞれに集団戦と個人戦がある上、ミュータントの多様な特殊能力は、肉弾戦も超能力戦も生み出す。コロッサス(全身を金属のよろいで覆うことができる)がツメを出したウルヴァリン(高い治癒能力と鋭い爪、金属の骨格を持つ)を敵に投げ付けるといった連携プレーもあり、戦闘アクションのバリエーションは数限りない。ウルヴァリンが疾走する新幹線の屋根を金属製のツメを使って移動するなど、意外な状況で特殊能力を使うアクション演出も楽しめる。
多様なアクションを楽しみたいアナタはコレを押さえよ!:『X-MEN:ファイナル ディシジョン』
覚醒したジーン(テレパシーと物体を操る力を持つ)の裏人格フェニックスとプロフェッサーXが超能力対決。ウルヴァリンとジャガーノート(強靭(きょうじん)な肉体かつ超怪力を持つ)が肉弾対決。マグニートーが敵に向けて飛ばした自動車に、パイロ(炎を自在に操る)が火を放って破壊力をアップするなどの変形技も。
『X-MEN:ファイナル ディシジョン』の作品情報≫
番組詳細はこちらから≫
実はこのシリーズは、実際の歴史を踏まえて制作されている。作品には、公民権運動やケネディ暗殺が登場するし、マグニートーがミュータントによる人間支配を目指すのは、彼が少年時代にナチスの収容所に入れられて、目の前で母親を殺されたからだ。シリーズの中で最も過去を描いているのは、1作目の『X-メン』ではなく、4作目の『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』。公開順ではなく、歴史順に観るのも本作の一つの楽しみ方だし、ランダムに観て、観るたびに過去に詳しくなっていくのも楽しい。また、各キャラクターの子供時代が描かれるケースも多く、彼らがそれまで歩んできた道がわかるたびに、ドラマがより深く楽しめる。
時系列で楽しみたいアナタはコレを押さえよ!:『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』
ウルヴァリンは人間より年を取る速度が遅く、1845年に少年だった。その少年期の悲劇からベトナム戦争を経て、1作目の『X-メン』の前までを描くのが本作。兄との確執、金属骨格になる経緯など、壮絶な過去が明らかになる。
『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』の作品情報≫
番組詳細はこちらから≫
『X-メン』
【WOWOWプライム】8月9日(土)15:30-17:30[吹替版]
【WOWOWシネマ】8月11日(月)18:45-20:45[字幕版]
『X-MEN2』
【WOWOWシネマ】8月12日(火)18:45-21:00[字幕版]
【WOWOWプライム】8月9日(土)17:30-19:45[吹替版]
『X-MEN:ファイナル ディシジョン』
【WOWOWプライム】8月9日(土)19:45-21:35[吹替版]
【WOWOWシネマ】8月13日(水)19:00-21:00[字幕版]
『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』
【WOWOWプライム】8月10日(日)15:30-17:45[吹替版]
【WOWOWシネマ】8月14日(木)18:45-21:00[字幕版]
『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』
【WOWOWプライム】8月10日(日)17:45-19:45[吹替版]
【WOWOWシネマ】8月15日(金)18:45-20:45[字幕版]
『ウルヴァリン:SAMURAI』
【WOWOWシネマ】8月3日(日)12:45-15:00 / 8月16日(土)18:45-21:00[字幕版]
【WOWOWプライム】8月10日(日)19:45-22:00[吹替版]
©2000 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved.X-MEN all character names and their distinctive likenesses: TM & ©2000 Marvel Entertainment, LLC. All rights reserved. / ©2003 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved. X-MEN all character names and their distinct likenesses: TM & ©2003 Marvel Entertainment, LLC and its subsidiaries. All rights reserved. / ©2006 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved.X-MEN all character names and their distinctive likenesses: TM &©2006 Marvel Entertainment, LLC and its subsidiaries. All rights reserved. / ©2011 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved. X-Men, all character names and their distinctive likenesses: TM & ©2011 Marvel Entertainment, LLC and its subsidiaries. All Rights Reserved. / ©2009 Twentieth Century Fox Film Corporation and Dune Entertainment III LLC. All rights reserved.X-Men Character Likenesses TM & ©2009 Marvel Characters, Inc. All Rights Reserved. / ©2013 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rightsreserved.