『猿の惑星:新世紀(ライジング)』特集:知らずに絶滅できない!?猿と人類、逆転の瞬間はどーなるの?
新薬の実験によって進化した猿のシーザーの切ない物語に涙した前作『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』から10年後の世界。なぜ「猿が人類を支配する世界」になってしまったのか? ついにその"逆転の瞬間"がやって来る! 猿と人間それぞれの葛藤、家族への思いと決戦を描く超大作『猿の惑星:新世紀(ライジング)』をチェック!! 結末を知らずに"絶滅"できませんっ!!!
シーザーが仲間を救うため人類へ反乱を起こしてから10年。さらに進化した猿たちによって森の中には巨大な猿のコミュニティーが。そして、シーザーは家族や仲間と共に静かで愛に満ちた生活を送っていた。
シーザーには愛する妻コーネリアと息子ブルーアイズがいて、さらに間もなく新たな命の誕生が。妊娠中で体調が悪い妻や若き息子を気遣いながらも、コミュニティーのリーダーとして皆をまとめるシーザー。平穏な日々の中、人間たちはとうの昔にどこかへ行ってしまったのだろうと思っていた。
一方、人類は世界中に広がったウイルスのために滅亡の危機にひんしていた。サンフランシスコのわずかな生存者たちのグループは、生き延びるために水力発電を復旧させて電気を手に入れようと考える。元建築家のマルコムを中心としたチームは発電設備のあるダムのある森へ……。
マルコムは妻を亡くし、息子のアレクサンダーと元看護師のパートナーのエリーと暮らしていた。アレクサンダーは絵を描くのが好きな内向的な少年で、そんな彼をマルコムはエリーと共に見守っていた。
シーザーとマルコム、二人は理解し合って、共に家族や仲間を守ろうと平和を望むが、その気持ちとは逆に、猿たちと人間たちの緊張感は高まっていってしまう。信頼と裏切り、父と息子の関係、さまざまな感情が渦巻く中、思いも寄らぬきっかけでついに猿と人類は戦いへ! 地球の支配者の座を懸けた最終決戦が今、始まる!