『ザ・レイド GOKUDO』特集:今度は日本人キャストも参戦!全米大ヒット!!『ザ・レイド GOKUDO』のココがアツい!
松田龍平、遠藤憲一、北村一輝がヤクザ役で殴り込みをかけた、インドネシア発のアクション大作『ザ・レイド GOKUDO』。2011年に世界中で話題となった前作『ザ・レイド』よりさらにパワーアップした本作の、知らなきゃ損する(!?)アツ~い魅力を徹底分析!
高層ビルを舞台に、凶悪なギャングたちとSWAT部隊との攻防戦を描いた前作『ザ・レイド』。主人公ラマ(イコ・ウワイス)が繰り広げる、東南アジア最強の格闘技シラットを駆使したスピーディーで過激なアクションに観客は熱狂し、第36回トロント国際映画祭ではミッドナイト・マッドネス部門観客賞を受賞! 世界中で瞬く間に大ヒットを記録した。
アクションシーンは前作をはるかにしのぎ、アドレナリンがマックスまで高まる大迫力! 息をつくのも忘れてしまうほどスピーディーな格闘技シラットはもちろんのこと、本作では野球のバットで暴れ回る「ベースボール・バットマン」や、ハンマーで華麗に(!?)ぶちのめす「ハンマー・ガール」など、個性的な武器を持ったキャラクターも登場する。
ノリノリの音楽をバックに繰り広げられる、スタイリッシュでクールなバトルシーンには、誰もが思わず「かっけぇえ!」と叫びたくなるはず!
メガホンを握るのは、前作で一躍脚光を浴び、多くの批評家に「タランティーノの再来」と言わしめた新鋭ギャレス・エヴァンス監督。骨の奥まで痛みを感じさせるような容赦ない暴力描写と、濃厚かつ先の読めないハラハラドキドキのドラマに引き込まれ、観客は想像もできないようなエンディングへと誘われる。
その才能でハリウッドからも注目されているギャレス監督だが、撮影現場では、日によって「制服デー」「ゴシックメイクデー」といったテーマを決めて、スタッフ一同でコスプレをする企画を実施するなどユーモアあふれる一面も!
実は大の日本映画フリークで、本作に日本の極道を登場させたのも三池崇史監督の影響というギャレス監督。そんな監督が自らキャスティングした日本人キャストは、松田龍平、遠藤憲一、北村一輝という日本映画界で活躍中の3人。
初の海外作品出演を果たした松田は、組長の息子という役柄で、英語のセリフも披露! また、初日からドスのきいた大声で北村演じる部下を怒鳴りつけた遠藤の迫真の演技に、現地のスタッフたちは「本物が来た」とおびえきっていたのだとか。
撮影のため、ジャカルタ入りしたキャストたちは、本番前日に監督のオフィスでセリフ合わせやリハーサル。そこにはシラットの道場も併設されており、小道具を使ってシラットのまねをしたりと三人は大はしゃぎ!
それぞれに共演経験があり、まるで兄弟のように仲が良い三人は、撮影が終わると夜な夜なみんなでご飯を食べに行ったり、ショッピングモールに遊びに行ったりと、約1週間のジャカルタロケを大いに満喫していたのでした!
©2013 PT Merantau Films