「エージェント・オブ・シールド」特集：『アベンジャーズ』のその後の世界……「エージェント・オブ・シールド」の秘密を暴く！

2014年12月12日

『アベンジャーズ』シリーズで世界中の映画ファンを熱狂させているマーベルコミックスが、いよいよテレビドラマへ進出！　その第1弾として大きな話題を呼んでいる「エージェント･オブ･シールド」とはどんな作品なのか。2015年夏に日本公開予定の映画『アベンジャーズ／エイジ･オブ･ウルトロン』を楽しむ上でも見逃せない、その秘密を徹底的に暴く！

アイアンマンにキャプテン･アメリカ、マイティ･ソー、ハルクといったスーパーヒーローたちを召集し、人類を悪から守る最強チーム「アベンジャーズ」を結成させた陰の秘密組織。それが、ニック･フューリーを長官とする国際平和維持組織「S.H.I.E.L.D.」（正式名称は戦略国土調停補強配備局）だ。

未知の脅威から人類の平和と安全を守る防衛線として、時には命懸けで戦う秘密組織シールド。しかし、世間に彼らの活躍が知られることはほとんどない。その中でもえりすぐりのメンバーを集めて新たに結成された特命チーム、それが「エージェント・オブ・シールド」だ。

映画『アベンジャーズ』で死んだと思われた名物エージェントのコールソンをリーダーに、実戦を得意とするウォード、武器専門家のメイ、天才ハッカーのスカイ、そして技術開発者のフィッツに物理化学者のシモンズという少数精鋭がそろっており、加えて、ニック･フューリーやマリア･ヒルなど、映画シリーズでおなじみの面々も登場する。

映画『アベンジャーズ』で描かれた「ニューヨークの決戦」での教訓をもとに、シールドはなお一層世間への監視の目を強めている。超人的な力を持つ人間の存在が確認されれば身柄の確保に奔走し、未確認の物体が発見されれば真相究明に出向く。たとえそれが地球の裏側であってもだ。

その目的は、それら未知のパワーが悪用されるのを防ぐこと、そして宇宙からの侵略者や悪の組織から一般市民を守ること。一部では彼らの秘密主義に疑いの目を向け、権力の陰謀と結び付ける批判の声も存在するが、あくまでも己の正義を信じて任務を全うするのだ。

ビル爆破事件が発生し、謎の組織が指揮する「ムカデ計画」の存在が浮上する。コールソンたちが調査していた超人には、ムカデ状の装置を腕に埋め込まれており、『キャプテン･アメリカ／ザ･ファースト･アベンジャー』にも登場したアースキン博士が開発した、人間を超人化する血清が使用されていたことが判明する。計画の全貌をつかもうとするシールドの前に、黒幕の存在が立ちふさがる！