ジョージ・ルーカスのその後-まとめ-
シネマトゥデイまとめ
映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の公開を12月18日に控え、世間の『スター・ウォーズ』熱も高まってきました。本シリーズの生みの親であるジョージ・ルーカスは、ルーカスフィルムがディズニーに買収されて以来、いったい何をしているのでしょうか。ルーカスのその後をまとめました。
ディズニーがルーカスフィルムを買収
2012年、ディズニーはルーカスフィルムを買収し、『スター・ウォーズ』の新作を2015年に公開することを発表しました。エピソード7,8,9を2~3年間隔で新作として公開する予定だという、ファンには衝撃的なニュースでした。中でも、ルーカスは製作の第一線から退き、クリエイティブ・コンサルタントとして携わるというのが驚きでした。
(買収価格は40億5,000万ドル(約3,240億円)!→)
約3,240億円を慈善団体へ寄付
ルーカスは会社売却で得た収益の約3,240億円のうち、大部分を教育関係の慈善団体へ寄付する意向を発表しました。もはや天文学的数字でピンときませんが、とにかくお金欲しさのためにルーカスフィルムを売却したのではなさそうです。
新作とは距離を置くと発表
新作にはクリエイティブ・コンサルタントとして参加するということですが、実際に何をするのかと思えば、「あまりやることはないと思うよ」と本人談。「(新作のメガホンを取る監督に)『このキャラクターは何者だ?』と聞かれたら、僕から教えることができる」というくらいなんだとか。
美術館プロジェクト始動
映画学校の学生だったころからアート愛好家だったルーカスは、後の映画製作につながる多くのことを芸術から学んだということで、若い世代を刺激するための美術館をオープンしたかったと明かしました。絵画などのほか、デジタル・デザインやアニメーション映画が展示予定です。
旧作キャストの参加をルーカスがポロリ
ディズニーが正式発表する前に、ルーカスがマーク・ハミル、キャリー・フィッシャー、ハリソン・フォードふんするルーク、レイア、ハン・ソロが新作に登場することをポロリ。「もしかすると、これはわたしから言うべきことじゃなかったのかもしれないね」って、言っちゃって大丈夫?
スピンオフアニメでエミー賞受賞
映画『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』と映画『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』に登場した「クローン戦争」を描いたテレビアニメシリーズ「スター・ウォーズ:クローン・ウォーズ」で、自身初となるエミー賞を獲得。旧3部作でレイア姫を演じたキャリー・フィッシャーから賞を受け取ったルーカスは、自身初のエミー賞受賞を喜んでいました。
25歳年下の女社長と再婚!
当時69歳のルーカスが、25歳年下で44歳投資会社社長のメロディ・ホブソンと再婚しました。7年の交際を経てのゴールインで、文字通り新たな人生をスタートさせたルーカス、めでたい!
アメリカで最も権威ある全米芸術勲章授与
ルーカスは、無限の想像力と最先端技術を物語に組み合わせ、人々に愛される多くの映画を生み出したことを評価され、アメリカで最も権威ある芸術勲章といわれる全米芸術勲章を授与されました。
新婚ほやほやな中、代理母が娘を出産!
再婚を発表して約2か月、今度は娘が誕生しました! 代理母による出産で、名前はエベレスト・ホブソン・ルーカス。ルーカスには3人の養子がいますが、ベレストはルーカスにとって初めての血のつながった子どもです。
『スター・ウォーズ』博物館の建設計画始動
ルーカスは同シリーズのアートワークや思い出のアイテムを展示し、シリーズの歴史を一望できるような世界的な博物館の建設を進めているようです。場所はシカゴで2018年のオープンを予定していましたが、立地を巡り市民団体から訴訟を起こされるかも!?
ルーカスは特報を見ていない?
2014年11月29日に、世界中が待ち望んだ最新作の特報が公開されました。生みの親であるルーカスも当然見ているかと思いきや、まさかの「まだ見ていないんだよ」発言。あくまでも一観客として見たいんだとか。
監督を辞退した本当の理由……
当初、ルーカスは最新作の監督を務める予定だったと自ら明かしました。では、何故辞退したかというと……子育てを優先したから! 新しい3部作に関わると、最低でも今後10年間は本シリーズに費やすことになるので、生まれたばかりの娘との時間を優先することを決断したのです
新作映画2本の脚本を執筆中
実験的な映画2本の脚本を執筆中だが、「自分のために作る映画で、数人の友人に見せる程度」と、一般公開する予定はないらしい。映画小僧だった学生時代に撮影していたような作品に仕上がるそうで、ファンはぜひとも見てみたいものです。
ルーカスの初期構想はボツになっていた
『スター・ウォーズ』最新作についてルーカスは、「ディズニーは僕が売却したときの構想にあまり乗り気ではなかった。だから彼らは自分たちで新たに作ったんだよ」と、ちょっぴり複雑な心境を明かしました。ルーカスが書いたバージョンが気になる!
スター・ウォーズ展が日本各地を行脚
ルーカス自身のコメントによると、「スター・ウォーズ展 未来へつづく、創造のビジョン。」は、美意識が高くアート作品に対する理解が深い日本人のために企画したそうです。『スター・ウォーズ』シリーズのコンセプトアートや衣装、小道具などが数多く展示され、六本木で開催後は北海道、愛媛、神奈川、静岡、大阪へ巡業予定。
MAY THE FORCE BE WITH YOU.