「親が子に夢を諦めさせるときも必要か?」神木隆之介が訊く!『3月のライオン』特別研究会 ゲスト:有村架純&豊川悦司
『3月のライオン』特別研究会は、映画『3月のライオン』主演の神木隆之介が毎回変わるゲストと共にクロストーク形式で本作を“研究”していく秘密の会。第3回では桐山零(神木)を義理の家族として迎え入れた幸田柾近役の豊川悦司と、父に愛され将棋の才にも恵まれた零を憎む義理の姉・幸田香子役の有村架純が登場。今回のテーマは「家族」。ズバリ劇中の幸田家の父の選択は正しかったのか? 演じているお二人にはどのように映ったのか聞いちゃいました。
映画『3月のライオン』…羽海野チカの人気コミックを2部作で実写化したドラマ作品。幼いころに両親を亡くした主人公・桐山零(神木隆之介)は、将棋の世界で生きる幸田柾近(豊川悦司)に内弟子として引き取られる。しかし新しい家には、プロ棋士として生きることを望む姉・香子(有村架純)と弟の存在がいた。幼いながらに“生きるために将棋を打つ”選択を選ばざるをえなかった零。だがその彼の選択は、さまざまなドラマを引き起こす。
幸田香子(演・有村架純)…幸田家の長女。プライドが高く気性が激しい。突然弟になった零に対して、はじめは鼻にもかけなかったが徐々に将棋の力をつけていく彼に焦りを感じるようになる。そして運命の日。零に勝てないならプロ棋士になるのは無理だと、父から夢を諦めさせられ、父と零に愛憎半ばの感情を抱くようになった。また父の弟弟子であるプロ棋士の後藤のことを、妻がいる身であることを知りながら好きになり、微妙な関係を続けている。
幸田柾近(演・豊川悦司)…亡くなった友人の息子だった零を引き取った、B級2組八段の将棋のプロ棋士。彼を実子と同じく内弟子として育てた。温厚な性格だが将棋には厳しく、零に勝てなくなった二人の子供たちにプロ棋士の道を諦めさせたほど。だがそのせいで、幸田家の親子関係にはひびがはいった。
映画『3月のライオン 前編』は公開中
映画『3月のライオン 後編』は4月22日より公開
公式サイト
『3月のライオン』特別研究会
第1弾「零のような男子ってモテると思いますか?」ゲスト:倉科カナ&清原果耶
第2弾「その発想は超えられない…」ゲスト:佐々木蔵之介
(文・構成:編集部・井本早紀)