六本木にロング・レッドカーペット登場
第17回東京国際映画祭
映画祭のオープニング・セレモニーに出席する多数のゲストを迎えるために、六本木のけやき坂には約250mにもおよぶレッドカーペットが用意された。この日は曇り空だったが雨は降らず、アリーナまで伸びたレッドカーペットの沿道にはたくさんのファンが訪れ、お目当てのゲストが登場すると歓声を上げていた。レッドカーペットに登場したゲストは、海外からの出席者も多く、台湾、韓国、中国から来た記者やカメラマンの姿もあり、国際色豊かな映画祭であることを印象付けていた。子供たちがうれしそうに手を振っていたのは、『ULTRAMAN』のご一行。ウルトラの父や母をはじめ、正装したウルトラマン一家が主演の別所哲也や遠山景織子と共にレッドカーペットを通過した。『約三十の嘘』に出演していた中谷美紀は白無垢を思わせる白の着物姿で登場、沿道から「きれい~」というため息がこぼれていた。そして最後にオープニング・スクリーニングで上映される『隠し剣 鬼の爪』の山田洋次監督や主演の永瀬正敏、松たか子がレッドカーペットを後にし、華々しい映画祭の幕開けとなった。