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第58回カンヌ国際映画祭がついに開幕!

第58回カンヌ国際映画祭

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記者会見での(写真右から)エミール・クストリツァ監督、作家トニ・モリソン、女優サルマ・ハエック、ジョン・ウー監督
記者会見での(写真右から)エミール・クストリツァ監督、作家トニ・モリソン、女優サルマ・ハエック、ジョン・ウー監督

仏時間11日夜、「第58回カンヌ国際映画祭」は、オープニング作品である仏映画『レミング』(原題、ドミニク・モール監督)の上映で幕を開けた。オープニング・セレモニーには、仏女優カトリーヌ・ドヌーヴや、インド女優アイシュワリヤ・ライも駆け付け、映画祭に華を添えた。

セレモニーに先立ち、審査委員長のエミール・クストリツァ監督をはじめとする9人のコンペティション部門審査員による記者会見が開かれた。審査員の一人であるメキシコ女優サルマ・ハエックは「映画祭には女優として参加するより、審査員として来る方が好き。なぜなら女優という仕事は映画を作っている時の方が刺激的だもの。審査員として、才能ある方々の見解を伺いながら議論して何かを見いだすなんて、エキサイティングよね」と大役に意欲満々。

また、昨年、マイケル・ムーア監督『華氏911』がパルム・ドールを受賞したことについて政治的だという批判も出たが、クストリツァ監督は「去年の出品作を全部見たわけじゃないからベターな選択かどうかは分からないが、私は審美眼のある選択だと思う」と昨年の審査委員長クエンティン・タランティーノ監督の決断を援護した。

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