ジョナサン・デミ監督、アメリカの政治を批判
デンゼル・ワシントン主演のスリラー『ザ・マンチュリアン・カンディデイト』(原題)でヴェネチア国際映画祭に参加したジョナサン・デミ監督が、上映イベントの際、現在のアメリカの政治を批判するコメントをした。映画の内容と現在のアメリカ政治に何か類似点はあるか、と質問を受けたデミ監督は、「アメリカ人として、自分の国は多くの問題を抱えているように思う。僕たちのリーダーは、物事を悪い方向へと導いているようだ。彼は2つの理由で世界を支配しようとしている。ひとつは、全世界を所有することで得られる無限の利益、そしてもうひとつは、支配することで恐れから開放されるからだ」と答え、巨大ビジネスと政治家とのつながりも批判した。