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掘北真希しばし絶句!壮絶、鈴木京香の“ババア”姿

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石職人姿の役所広司、セーラー服姿の堀北真希、“ババア”姿の鈴木京香
石職人姿の役所広司、セーラー服姿の堀北真希、“ババア”姿の鈴木京香

 よしもとばなな原作の同名小説を映画化した『アルゼンチンババア』の撮影現場が公開され、セットが立てられている那須高原の草原に、マスコミ陣が詰めかけ、主演の役所広司堀北真希鈴木京香らが取材に応じた。

 本作で一番話題となっているのは、鈴木京香が“ババア”にふんすること。当初、鈴木の“ババア”姿はマスコミ陣には公開されないことになっていたが、配給会社側の交渉により解禁となった。

 共演の掘北は鈴木の“ババア”姿を始めてみた感想を聞かれると「えーっと……」となかなかコメントできずにいたが「最初はびっくりしましたが、どんな姿でもきれいだなと思いました」と絶賛。

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 “ババア”と恋に落ちる男を演じた役所も「“ババア”メイクでも鈴木さんの美しさはまったく損なわれていませんでした。ぼくが演じた男がコロっといくのも納得だな(笑)」と鈴木の美しさを賞賛した。

 “アルゼンチンババア”の容貌を説明すると、年齢は鈴木よりはるかに上の50歳代で、町の人から“アルゼンチンババア”と呼ばれ変態扱いされている女性。白塗りの顔に真っ赤な口紅、ぼさぼさの白髪頭にボロボロの衣装、異臭もするという設定だ。美人女優として知られる鈴木にとっては、かなり勇気のいる役どころと言える。

 本作は、妻を亡くし自暴自棄となった主人公を演じる役所とその娘役の掘北が、鈴木演じる“アルゼンチンババア”との出会いによって、家族の絆を取り戻していく感動作。役所と鈴木、鈴木と掘北がそれぞれペアを組み、哀愁のアルゼンチンタンゴを披露するシーンも見どころの1つ。

『アルゼンチンババア』は2007年春より全国公開予定。

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