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どこまでが実話? 池内博之初監督作に柏原崇ツッコミ

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仲のいい3人。(左から)大塚寧々、柏原崇、監督の池内博之
仲のいい3人。(左から)大塚寧々、柏原崇、監督の池内博之

 9月30日、人気俳優、池内博之の監督デビュー作『13の月』が初日を迎え、上映館であるシネマート六本木で舞台あいさつが行われた。新進歌手カミタミカが、主題歌「まっすぐに」を披露した後、池内博之、主演の柏原崇大塚寧々が登壇。この作品に込めた想いを語った。

 この日の主役は、何といっても、初監督に挑んだ池内博之。「こうして自分の作品が公開されるというのは、1つの節目。しばらくは緊張の日々が続きそう」と感慨深げに語る姿は、少々あがり気味だった。また、時を越えた片想いを描いた今作に「甘く切ない思い出を元にしている」とコメントすると、客席から「実話なの?」と鋭いツッコミが入る一幕も。それまで硬めだった表情が一気に崩れ、照れくさそうに「そうではないが、デフォルメさせている部分もあるというか……」と実話であることをやんわり否定した。

 「えっ、半分は実話だって言ってましたよね?」とフォロー(?)したのは、主人公、佑を演じた柏原崇。撮影前から、池内と密接な打合せをしたという彼は、「恋愛や人生、そして映画に対して、純粋な気持ちを持っている。何事にもこだわりを大事にするところにも引かれた」と“監督”池内博之の感性を絶賛した。

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この映画に対する、池内の思い入れの強さは、撮影現場でも発揮された。佑が想いを馳せる女性、唯子を演じた大塚寧々は、「監督は、常に真剣で、リハーサルの時でさえ“はい、カット!”と大きな声で演技を止めることがあった」と熱気にあふれた撮影の舞台裏を披露してくれた。

 『13の月』は、余命わずかだと知らされた青年が、片想いし続けた女性と12年ぶりに再会するという愛と決断のストーリー。「恥ずかしい部分も含め、池内ってこういうやつなんだぁ……と思ってもらえる作品になった」という今作は、彼の知られざる内面が垣間見える作品に仕上がっている。

『13の月』はシネマート六本木にて公開中。
オフィシャルサイトcinemaparadise.co.jp

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