メル・ギブソン、逮捕後初、テレビ番組のインタビューへ登場
メル・ギブソンがABCのテレビ番組に出演し、飲酒運転で逮捕された事件や、その時に発した反ユダヤ主義言葉に対して「恥ずかしく思っている」と語った。ギブソンは、酔った勢いで「世界中の戦争はユダヤ人に責任がある」と語ったことに対し、「この全国ネットの番組ではっきりさせたい。僕は、すべての戦争がユダヤ人のせいだとは思っていない。これは酔った上での発言だ」とコメント。キリストの受難を描いた『パッション』が手痛い批判を受けたことに対する憤りもあった、と釈明した。ギブソンが逮捕後にメディアの前に姿を見せたのは初めてのことで、自らの行動に対し「とても恥ずかしく思う。酒が入ると、物を見るときのバランスが悪くなって、間違いを犯してしまう。もう誰かを失望させるようなことはしたくない」と語った。[10月13日 ロサンゼルス]