クリント・イーストウッドが二宮和也に熱い視線! 感涙の『硫黄島からの手紙』プレミア
15日夜、『硫黄島からの手紙』のワールド・プレミアが日本武道館で行われた。クリント・イーストウッド監督をはじめ、渡辺謙、二宮和也、伊原剛志、加瀬亮、プロデューサーのロバート・ローレンツ、脚本を手掛けたアイリス・ヤマシタらが参加した。雨の中、一目、イケメン俳優陣を見ようと、日本武道館の外に敷かれたレッドカーペットの周りには、約500人のファンが集まった。
その後、日本武道館ではワールド・プレミア上映前にスタッフ、キャストによる舞台あいさつが行われた。約6500人の観客を前に、イーストウッド監督は「この映画は、戦争の勝ち負けではなく戦争のむなしさが描かれています。この映画を戦場に行った若者たちに捧げたいと思います」とあいさつすると、会場は割れんばかりの拍手に包まれた。
渡辺は感無量といった様子で目を潤ませながら、「この映画に参加できたことを本当にうれしく思います。僕たちが(撮影で)感じた硫黄島の苦しみ、悲しみ、少しだけの喜びを皆さんも体感して下さい」と熱く語り、二宮は「(映画を通して)硫黄島の戦いという事実に触れ、(観客が)感じたことが、この映画の証になると思います。この映画を大事にしていって下さい」と真剣な面持ちであいさつをした。
隣にいたイーストウッド監督は、二宮を「日本にも有望な若者がおるの~」といった様子で、優しいまなざしを送っていた。その視線に気づいた二宮は苦笑いだった。
ワールド・プレミアに招かれた日本人著名人も嵐の櫻井翔や坂口憲二、蛯原友里や押切もえなど舞台上に並んでいる俳優にも負けないくらい、美男美女が来ていた。
『硫黄島からの手紙』は12月9日より丸の内ピカデリー1ほかで公開。
『硫黄島からの手紙』公式サイトwwws.warnerbros.co.jp