シエナ・ミラー、ボブ・ディランの公開中止要求に「残念」
映画『ファクトリー・ガール』(原題)について、ボブ・ディランが「名誉を傷つける」と公開中止を要求している件で、主演を務めているシエナ・ミラーがコメントした。本作は、ポップアートの巨匠アンディ・ウォーホルの女神と呼ばれたイーディ・セジウィックについて描いたもので、ディランは、セジウィックの自殺の原因が自分にあるかのように描かれている、として、プロデューサーに公開をやめるよう手紙を書いていた。これについてミラーはオブザーバー紙で「私が責めるのは、(ディランよりも)アンディ・ウォーホルだわ。私は彼(ディラン)の大ファンだし、彼が不満を抱いているのは残念なこと」とコメント。ディランの弁護士は、「ディラン氏の名前が直接使われているわけではないが、それでも、その描写の仕方は、彼の名誉を傷つける」と語っている。