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激しいベッドシーンに挑戦した寺島しのぶの好きなセリフは「お任せします」

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豊川悦司と寺島しのぶ。
豊川悦司と寺島しのぶ。

 13日、“愛ルケ”ブームを生んだ渡辺淳一の同名小説を映画化した『愛の流刑地』が、初日を迎え、有楽町の日劇2で、豊川悦司寺島しのぶら主要キャストによる舞台あいさつが行われた。
 
 数多くの名台詞がある同作にちなんで、出演者たちが特に気に入っているセリフを選び、観客に披露。各人の恋愛嗜好が垣間見られるこだわりがあふれるチョイスに、客席はもちろん、キャスト同士も興味津々の様子だった。

 主人公の菊治を演じた豊川悦司が選んだのは、「もちろんです!」というセリフ。これは、寺島演じる不倫相手の女性から、また会ってもらえるかと聞かれた菊治が即答した返事だった。「よっぽどうれしかったんでしょうね、このおっさんは(笑)。でも、イヤなことが多い今の世の中、ちょっとがんばってイエスと言えるのはとても大切なこと」と豊川。

 一方、激しいベッドシーンに挑戦した寺島しのぶは、「お任せします」というセリフを選び、「実生活でもこうありたいですね(笑)」とコメント。すべてを一人の男性に投げ出し、ついには死に至った女性の心情を表すこの一言に、映画を見終わったばかりの観客も、改めて深いため息をついていた。

『愛の流刑地』は1月13日より絶賛公開中。
『愛の流刑地』オフィシャルサイトairuke-movie.com

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