「この映画は絶望的!」と眞鍋かをりも大ショック!
11日、映画『明日、君がいない』の試写会が都内で行われ、サプライズゲストとして、眞鍋かをりが登場。悩みを抱えた高校生の姿を描いた作品について、自身の体験なども交えながらトークを繰り広げた。
監督の実体験をベースにした同作は、ショッキングな自殺シーンで始まり、複数の高校生たちがそれぞれの悩みや苦しみを語る中で、最後に「冒頭で、自殺したのは誰なのか?」という謎を明かす超異色の青春ストーリー。そんな重々しい内容に、普段は明るいキャラクターの眞鍋も、さすがにショックを受けたようで「見終わった後は、ガクーンとテンションが落ちました。とても絶望的な映画」と神妙な表情でコメント。眞鍋自身、芸能界にデビューした当時は、人間関係にとても悩んでいたそうで、映画の登場人物たちにも共感したという。
劇中には、陰湿ないじめの場面も登場する。「こういう現実は、日本でもたくさんあるはず。直接自分に関係がないとしても、他人に思いをはせることはできるので、ぜひ考えてください」と眞鍋。その真剣さに、集まった観客たちもすっかり胸を打たれた様子だった。『明日、君がいない』は友人を自殺で失い、自らも自殺しかけたというムラーリ・K・タルリ監督が、わずか19才で製作に取り組んだ作品。昨年のカンヌ国際映画祭では、“恐るべき子ども”とその才能と完成度が、高く評価された。
『明日、君がいない』は4月21日より公開。
『明日、君がいない』オフィシャルサイトkimigainai.com