変態になりきったニコール・キッドマン、全裸でヌーディスト村に?
実在した女性写真家・ダイアン・アーバスをモチーフにして描かれた『毛皮のエロス ダイアン・アーバス 幻想のポートレイト』がでまもなく日本でも公開される。
この映画で貞淑な妻でありながら、毛むくじゃらの男に心を奪われていくダイアン・アーバスをニコール・キッドマンが演じる。
ダイアン・アーバスの写真は、200キロ以上の巨体の人間やこびと、結合双生児などフリークスと呼ばれる人々が被写体。その中で、ダイアンは人毛に異様に執着したりするいわゆる“一般的な人たち”と一線を画す“フェチ”。もっと悪い言い方をすれば“変態”。
物語は全編、一般常識を持ち合わせた人々からは理解しがたいテイストで展開する。本作で麻薬依存症から復帰して活躍めざましいロバート・ダウニーJr.は、ずっと毛むくじゃらで毛が刈り取られるまでは誰だかは分からない。
そんなテイストの世界観の中で、ニコールは何度か裸になるシーンがある。衝撃的なのは、写真家ダイアン・アーバスとして、被写体を求めヌード村に求めてやってくるシーン。村の住人から「写真を撮るなら、カメラマンも裸で」とうながされ全裸で屋外に登場する。
しかし、このシーン、タネを明かすと、この屋外のニコールの裸の部分だけボディダブルを使ったらしい。スタジオなどセキュリティの厳しい場所では裸になっても問題はないが、屋外はどこにパパラッチが忍び込んでいるか分からないためにとった策のようだ。
『毛皮のエロス/ダイアン・アーバス 幻想のポートレイト』は5月26日にシネマGAGA! ほかにて公開
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