サトエリの色気よりガールズバンドに夢中の永瀬正敏
新進気悦の女流作家・本谷有希子の舞台を映画化、カンヌ国際映画祭の招待作品としても話題となった映画『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』の特別試写会が31日、都内で行われた。主題歌を担当した人気上昇中の女性3ピースバンド「チャットモンチー」のライブで幕を開けた後、吉田大八監督と佐藤江梨子、佐津川愛美、永瀬正敏、永作博美ら出演者が舞台あいさつに立った。
アーティスト気質の永瀬正敏は、女性3ピースバンド「チャットモンチー」の高音で伸びやかな歌声、重厚な演奏と可愛さと力強さを併せ持つ独特のライブパフォーマンスにまいってしまったようで、演奏中には舞台袖から声を張り上げてエールを送る姿が。観客席からも熱い声援が飛び交い、各地でのライブは即日完売、CMソングに相次いで起用されるなど、デビュー2年目にして快進撃を続けるガールズバンドの人気ぶりがうかがえた。舞台あいさつ中も永瀬は、サトエリの谷間を強調したドレス姿には目もくれず、隣のかわいいガールズバンド3人組をチラチラ。この大物個性派俳優からの熱い視線に、彼女ら3人の緊張は増すばかり……といった様子だった。
舞台あいさつ終了後、報道陣から囲まれた佐藤は、一部週刊誌で報道されたフィギュアスケート選手の織田信成さんとの交際の真相を記者から問われると「ゲイの友達と複数でライブに行ったときに撮られたもの。そのうちの1人が織田さんに似ていたからでは。誤報ですよ」と交際報道を否定し、「今はお仕事にまっしぐら」とお約束のコメント。カンヌで注目を集めた大胆な着物風のファッションについては「わたしの場合は足が長くて胸が豊富なので、プレーンな着物よりもしっくりくる」と、日本人離れしたスタイルを自信たっぷりに語った。初日の舞台あいさつでもカンヌを賑わせた衣装を着て華々しく登場したいという。
『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』は7月7日よりシネマライズほかにて全国公開。
『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』
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