幸せいっぱいの妻夫木聡が、先輩女優を“オバサン”扱い!
31日、渋谷・セルリアンタワー能楽堂で、映画『憑神(つきがみ)』の完成会見が行われ、主演の妻夫木聡ら主要キャストが勢ぞろいした。同作は、浅田次郎の小説を原作に、妻夫木演じる下級武士が、ひょんなことから、貧乏神・疫病神・死神に取り憑(つ)かれてしまう姿をコミカルに描いた時代劇だ。
今回、西田敏行、赤井英和らベテラン俳優と共演した妻夫木は、撮影現場の雰囲気を聞かれると、「スタッフも含めて、これだけ平均年齢が高い現場もめずらしい」と思わずポロリ。運が悪いことに(?)、こうコメントした瞬間、同席していた先輩女優の夏木マリと目が合ってしまい、妻夫木は「すみません……」と申し訳なさそうな表情を浮かべていた。一方、“オバサン”扱いされた夏木は、そんな妻夫木を笑いながら許していたが、会見の冒頭で、「ずっと妻夫木くんの大ファンだったので、共演できてうれしい」と発言していただけに、内心はショックを受けていた様子だった。
気を取り直して、映画について語る妻夫木。不幸の神様に取り憑(つ)かれた主人公が、武士の本分を取り戻すストーリーについては「人間って、幸せなときほど、それに気づかないもの。僕はすごくツイていると思います。毎日、幸せなんで」と、今度は、意味深なコメント。昨年からの熱愛報道に対する答えとも受け取れるが、映画の完成会見ということもあり、報道陣からそれ以上の追求はなかった。
『憑神(つきがみ)』は6月23日より公開。
『憑神(つきがみ)』オフィシャルサイト tsukigami.jp