大ヒットの予感!?…佐藤隆太が学生プロレスで奮闘!ガチンコ映画がついに始動
『ウォーターボーイズ』『スウィングガールズ』などちょっとマイナーぎみな部活動を題材に、学生たちが懸命に奮闘する映画が大ヒットしてきたのは記憶に新しい。そんな映画の流れに、またひとつ期待の映画が生まれた。学生プロレスを舞台にした『ガチボーイ』だ。
主演は佐藤隆太。監督は『タイヨウのうた』の小泉徳宏で、フジテレビとROBOTが製作にあたる。原作は伝説の舞台とも言われ多くのファンを作った劇団・モダンスイマーズの「五十嵐伝~五十嵐ハ燃エテイルカ~」の演劇だ。
佐藤隆太は本作にほれこみ、出演を熱望していたという。本作では、学生プロレスの世界を舞台に「高次脳機能障害」で記憶に障害をおっている青年を演じるという難易度の高い役柄に挑戦する。
本作は学生プロレスを舞台にしているが、実は骨太の人間ドラマが軸にある。優秀な学生として在学中に司法試験合格も確実といわれていた佐藤演じる五十嵐が交通事故で、一晩寝ると記憶がずべてリセットされるという障害をおい、プロレスで大事な「段取り」さえも記憶できなくなってしまう。
苦悩する五十嵐を演じる佐藤とその父親を演じる泉谷しげるの親子のドラマもしっかりと描かれる。
7月初旬にクランクインを控え、現在佐藤は、みちのくプロレスの指導のもとプロレスの練習にはげんでいる。スポーツマンの佐藤だが、格闘技というスポーツに挑戦するのは初めてらしい。「悪戦苦闘していますが、完成した作品の中では迫力のあるプロレスシーンを観て頂ける様、頑張ります! 練習をした次の日は、体の色んなところが痛いです」と体にあざを作りながらも奮闘中らしい。
また、『タイヨウのうた』をYUIの歌にのせて大ヒットさせた小泉徳宏監督は、「今回は前作と違って音楽そのものがテーマではありませんが、物語にのせる音楽という意味では、前作と変わらず、最後までこだわりぬきたいと思っています」とドラマチックな音楽の演出も期待できそうだ。
本作では現在エキストラを募集中だ。詳しくはオフィシャルサイトで。
『ガチボーイ』は2008年春公開
オフィシャルサイト
go-go-igarashi.jp