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押井守と宮崎駿が頂上決戦? 対決は2008年!

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いつもは犬の絵柄が付いたトレーナーを愛用していた監督がさわやかにイメチェン! 決意の程がうかがえます。
いつもは犬の絵柄が付いたトレーナーを愛用していた監督がさわやかにイメチェン! 決意の程がうかがえます。

 20日、『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』『イノセンス』などの作品で世界的評価を受けている押井守監督が、4年振りに最新作『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』を製作することが発表され、記者会見を行った。

 押井監督同様、世界的に評価の高い日本のアニメーターといえば宮崎駿監督だ。本作と宮崎監督の『崖の上のポニョ』が同時期に公開されることについて話が及ぶと、「競合しないと思っているので」と言いながらも、「飛行機ものをやるのが念願だった。空中戦に関しては宮さんよりも自信がある(笑)。宮さんも転機になる作品らしいけど、そういう節目にはどうもバッティングするんだよね(笑)」と十分に意識していることがうかがえた。

 押井監督と言えば、独特の映像美と哲学的エッセンスで、リュック・ベッソンやウォシャウスキー兄弟ら世界の映像クリエイターに多大な影響を与えたことでも知られるが、今回はこれまでの流儀を封印。『世界の中心で、愛をさけぶ』などの脚本を担当した伊藤ちひろとの共同作業でラブシーンなどに挑戦し、「特に濡れ場と空中戦はまじめにやった(笑)」とこれまでにない作品を作り上げている様子。「監督人生の中で今しかないと思ったし、監督としての技量を試される作品だと思っている。自分に可能な表現はすべてやった。ターニングポイントになることは間違いない」と熱く語り続けた。

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 『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』は、総発行部数800万部を超える森博嗣の同名小説を原作とした、監督いわく「愛と死と生の物語」で、“キルドレ”と呼ばれる、永遠に歳をとらない少年、少女たちが戦闘機に乗って戦うことで生を実感するというストーリー。

『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』は2008年より公開。
『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』オフィシャルサイト sky.crawlers.jp

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