ミニスカのサトエリとしっとり永作博美が女の違いを見せつける! 軍配はどっち?
7日、『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』の初日舞台あいさつが行われ、佐藤江梨子、永作博美、永瀬正敏、吉田大八監督、原作者の本谷有希子らが登壇した。
同作がカンヌ国際映画祭に招待され、レッドカーペットを歩いたときと同じく、脚線美を強調したミニスカ着物ドレスで登場した佐藤。女優を志す自意識過剰の勘違い女の役を演じていることもあり、「今日も勘違い女日本代表として、この着物を着てきました(笑)。パンダと七夕を意識して」と頭には笹の葉を刺し、映画さながらの勘違いっぷりを披露。
一方、共演の永作博美は「ここ何年か、日本のものに興味がわいて……」と自前の濃紺の着物姿で登場。健康美を強調し、ド派手なセクシー路線の佐藤とは対照的に、ほのかに色気が漂う、落ち着いた大人の雰囲気で会場を魅了していた。
『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』は自身の劇団を率い、「生きてるだけで、愛。」が芥川賞候補になった気鋭の女流作家、本谷有希子の同名大ヒット戯曲を映画化。家族をいたぶる自意識過剰なヒロインを佐藤江梨子が演じる。家族の秘密に翻ろうされる妻役に永作博美。家族の愛憎劇を赤裸々かつブラックに描く。
『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』は絶賛公開中。
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