スティーヴン・スピルバーグ、北京オリンピックの芸術監督を辞める?
2008年に北京で開催されるオリンピックで、芸術監督を務める予定のスティーヴン・スピルバーグが、この役から降りる可能性が出てきた。中国は、スーダンの石油業界に巨額の投資をしており、それがダルフール地区の紛争を悪化させているとして国連などから批判の意見が高まっているが、スピルバーグはこの状況を危惧しているそう。ガーディアン・オンラインによると、スピルバーグのスポークスマンは、「スティーヴンはこの数週間で決断を下す予定だ」とコメント。「我々は何とか虐殺を止めたいと思っている。スティーヴンは、北京オリンピックを利用してこの件を中国政府に訴えかけたいと考えている」と語っている。