全米のカリスマ霊能者、アリソン・デュボア独占インタビュー!
パトリシア・アークエット主演で、2005年より全米で放映され、絶大な人気を集めているドラマ「ミディアム 霊能捜査官アリソン・デュボア」シーズン1のDVDが明日8月3日よりレンタル開始される。本作のモデル“アリソン・デュボア”が来日。我々の想像をはるかに超えた“霊能捜査官”の仕事や、今回のドラマについて話してくれた。
-あなたが持っている能力について、聞かせてください
「死者とのコミュニケーション、未来に起こることの予知、人がいつ亡くなるかという時期も見えるの。実は死期を当てるのは、すごく得意なのよ。犯罪者の頭に手を当てることで、心理状況を見るの。彼らの目となって、どうして彼らが殺人を犯したのか、どのように殺したのかということを見ていくの」
-ドラマの中で、アリソンはさまざまな犯罪を解決していきますが、このドラマは彼女の仕事をどこまで、忠実に再現しているのでしょう?
「ところどころフィクションの部分もあるけど、ほとんどが真実。たとえば、第1話のエピソードは、私がいつまでも忘れられない自分の体験そのものなの。あのエピソードで殺されたのは、小さな男の子だったけど、実際は女の子だったの。やはり子どもを亡くした家族にとっては、エンターテイメントではないですもの。そういうところは、配慮しているけど、描かれているほとんどの出来事は、事実なのよ」
-実際に仕事をしている中で、大変だったことはありましたか?
「犯行現場を見るのは、とても辛かったわ。特に子どもの事件は……。私も母親だから、2度と忘れられないほどのショックだった」
-3人の娘を持つ母親でもあるあなたですが、ご家族はあなたの能力を、どう受け止めているんでしょうか?
「私の子どもたちは、小さいころから私と同じ能力を持っていたの。例えば、家の中で1人にさせておくと、誰かと話して大笑いしていたり(笑)。何だか、遊んでくれる“見えない友達”がずいぶんいたわ。でも、うちの家族はそれを気持ち悪がることもなくて、そういう能力を持っていない私の夫ジョーまで“無料のベビーシッターがいるなんて、最高だね!”なんて言うのよ(笑)! ジョーは、ドラマの中のジョーそのもので、本当にユーモラスで優しい人。浮気をしてもすぐにばれちゃうから、絶対に浮気できないの(笑)」
彼女を見守る優しい夫と、彼女と同じような霊能力を持った娘たちに囲まれて、幸せな生活を送っているというアリソン。犯罪現場で、たくさんの残酷な出来事を目にしてきた彼女だが、辛いことばかりではなく、死者たちから学ぶことも多かったという。そんな彼女に、今、スピリチュアルブームまっただ中の日本のファンへ向けてのメッセージをもらった。
「後悔をしないで欲しいということ。多くの犯行現場で、犠牲になった死者たちから“残してきた家族に、後悔して欲しくない”というメッセージを受け取るの。“あのとき、ああしていれば”“あのとき、こう言っていれば”。でも、時は過ぎてしまっているでしょう? だから、ネガティブな気持ちは持たないで! いやなことがあっても、後悔することはせずに、そこで気持ちを切り替えることが一番大切よ!」
「ミディアム 霊能捜査官アリソン・デュボア シーズン1」は、パラマウントより8月3日DVDレンタル開始。オフィシャルサイトparamount.jp