新たな賞が登場!
第64回ヴェネチア国際映画祭
2005年にヴェネチア国際映画祭の金獅子賞に輝いた『ブロークバック・マウンテン』の成功で、同性愛を描く作品が国際舞台で注目されるようになっているが、ヴェネチア国際映画祭は今年から新しい賞「クイアー・ライオン・アウォード」を設立し、同性愛文化を描いた優れた作品に授賞することを発表した。ベルリン映画祭では21年前から同性愛をテーマにした作品に与えられる賞「テディ」が存在しており、ヴェネチアでも4年ほど前からこの賞を設立する動きがあった。ヴェネチア国際映画祭のコンペ監督は、ハリウッド・リポーター紙に対し「同性愛のキャラクターやテーマを正しく描く作品を求めています」とコメントしている。