鼻息の荒いスピルバーグの着払い電話でのオファーにムカッ!『トランスフォーマー』に便乗しちゃった!?
3日、日常を舞台に、携帯電話などの電化製品がトランスフォームする姿を描いた超大作「お茶の間トランスフォーメーション」の記者会見が行われ、来日したスティーヴン・スピルバーグのそっくりさんと、河崎実監督が登壇した。
言わずと知れた某超大作の便乗企画。しかし、製作総指揮であるスピルバーグのそっくりさんは「これは、構想に10年をかけた日本のお茶の間に向けた超大作です。ハリウッドに100万ドルかけてスタジオを作り、スタントは一切使わず撮影を行いました。携帯電話のトランスフォームには危険なアクションシーンがありましたが、彼はみごと1発でこなしてくれましたよ」とにこやかながら鼻息を荒くしてアピール。
特別映像を手掛けた河崎監督は「スピルバーグ(のそっくりさん)から、着払いで電話がかかってきた。ムッとしたけど、前代未聞なので引き受けることにした。前作『日本以外全部沈没』を超えるものを作るために、監督生命をかけて取り組むつもり」と並々ならぬ決意を語ったが、「誰も怒らないってスゴいよね」と素に戻って本音をポロリ。しかし、最後は2人で「この後フライトを控えている」と会場から慌ただしく去っていった。
「お茶の間トランスフォーメーション」は、日常に潜む電化製品のトランスフォームを面白おかしく描いた短編集。インターネットで公開するほか、ビックカメラ、JR中央線の車内モニターで上映される予定。製作サイドは「本家がヒットし続ける限り、こちらも無限に続く」としており、本家の成績次第では息の長い作品になる可能性もある。劇場公開の予定はない。
「お茶の間トランスフォーメーション」
オフィシャルサイト ochatora.jp