イタリアの名スタジオが火事に
過去70年にわたり、イタリア映画界で名作を生み出してきたスタジオ、チネチッタで火災が起きた。火災は、イギリスのテレビドラマ「ローマ」のセットで起き、一時は40メートルも炎があがるほど激しく燃えた。この火災で、スタジオの一部およそ3000平方メートルが焼失。けが人はいなかった。このスタジオでは、イタリアの名匠フェデリコ・フェリーニ監督の作品が多く撮影されたほか、マーティン・スコセッシ監督作『ギャング・オブ・ニューヨーク』やメル・ギブソン監督作『パッション』などが撮影されている。